RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > プレアクト
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL >
RL >
RL > ■アクトトレーラー
RL >
RL > ┏━ ━┓
RL > ┏┛| ̄ . ̄|┗┓
RL >
RL > 氷の静謐が極秘裏に入手した
RL > 新型爆薬が強奪される。
RL > 同時期、最悪の爆弾魔が護送中に脱走した。
RL >
RL > 街中に仕掛けられた爆弾を廻る死のゲーム。
RL >
RL > 挑むのは老刑事とその相棒。
RL > 脳髄が焼ききれるような緊張が、
RL > やがて絶頂へ変わってゆく。
RL >
RL > TOKYO N◎VA The Detonation
RL > 『The First Detonation』
RL >
RL >
RL > かくて運命の扉が開かれる。
RL >
RL > ┗┓|_ ._|┏┛
RL > ┗━ ━┛
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ■推奨スタイル
RL >
RL > PC1:イヌ
RL > PC2:フェイト
RL > PC3:クグツ
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ●必要な防御系神業
RL >
RL > ゲストの即死系神業だけで
RL > 死亡することを防ぐために、
RL > キャスト全員で最低1個以上の
RL > 防御系神業が必要である。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ●必要な特技
RL >
RL > <社会:警察><白兵>、
RL > その他、カット進行時それぞれが
RL > なにかしらの戦力になる事が望ましい。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ■キャスト間コネクション
RL >
RL > 以下の順で取得すること。
RL >
RL > 『PC1:イヌ』→『PC2:フェイト』→『PC3:クグツ』→
RL > 『PC1:イヌ』
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ■シナリオハンドアウト
RL >
RL > 各キャストには以下の設定がつくことになる。
RL > キャスト作成時にプレイヤーとよく相談すること。
RL >
RL > 『PC1:イヌ』 :ダニエルという相棒がいる
RL > 『PC2:フェイト』:ジェイミーという大切な人がいる
RL > 『PC3:クグツ』 :テラウェア・ナンバーズである
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL > 『PC1:“ドラゴン・コップ”李龍玲(りー・ろんりん)』:
RL > ―――――――――――――――――――――
RL > コネ:ダニエル 推奨スート:スペード
RL > ――――――――――――――――
RL > 氏 名 HANDLE :ダニエル・マクレガー
RL > 所 属 POST :ブラックハウンド爆発物処理班
RL >
RL > 「ここは俺の出番だろ?」
RL >
RL >
RL > 退職間近のブラックハウンド爆発物処理班の警官。
RL > 妻や子供たちとは別居中のようだ。老眼。
RL > ―――――――――――――――――――――――――――――――
RL > 相棒(バディ)のダニエルは、
RL > 歳は食っているが頼りになる男だ。
RL >
RL > 爆弾解体のプロフェッショナルであり、
RL > その技術(テク)で隊内で右に出る者はいない。
RL > チームワークも最高だ。
RL > 1年前、ふたりの協力によって最悪の“爆弾魔(ボマー)”、
RL > トーマス・“クロックワーク”・クラインを
RL > 逮捕することもできた。
RL >
RL > だが、こいつが護送中に脱走したという報告が入った。
RL >
RL > さっそく、ヤツは街中に爆弾を仕掛けたと
RL > 挑戦状を叩きつけてきた。
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――
RL > PS:すべての爆弾を解体する
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > __―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―
RL >
RL > _ ̄ ̄―― ̄ == ―――― ― ̄___━==
RL >
RL >
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL > 『PC2:“大食い探偵”八重垣・冶子(やえがき・やこ)』:
RL > ―――――――――――――――――――――――
RL > コネ:ジェイミー 推奨スート:クラブ
RL > ――――――――――――――――
RL > 氏 名 HANDLE :ジェイミー・アレン
RL > 所 属 POST :フリーランス
RL >
RL > 「大丈夫よ、今度は間に合うからっ」
RL >
RL >
RL > 八重垣・冶子の大切な人。性格は活動的で明るいのだが、
RL > ずぼらで時間にルーズという欠点がある。
RL > ―――――――――――――――――――――――――――――――
RL > ジェイミーは、ちょっとでも待たせると
RL > さんざん文句を言うくせに、自分は平気で遅刻する。
RL > 待ち合わせに時間通りきたためしがない。
RL > 今だって、もう30分は過ぎている。
RL >
RL > それでも、そんな彼女を憎めないのはなぜだろう?
RL >
RL > しかし、今日こそはビシッと言ってやろう。
RL > なにより、このままでは彼女自身のためにもならない。
RL > ……とは思うものの、本人を見たらまた怒れなくなるだろう。
RL >
RL > そう考えているうちに
RL > ジェイミーから呼び出し(コール)がきた。
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――
RL > PS:?????????????????????????
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > __―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―
RL >
RL > _ ̄ ̄―― ̄ == ―――― ― ̄___━==
RL >
RL >
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL > 『PC3:“177”ブラウン』:
RL > ―――――――――――
RL > コネ:ミケーレ 推奨スート:ダイヤ
RL > ―――――――――――――――
RL > 氏 名 HANDLE :“ブラック・ロータス”ミケーレ・D・オリヴィエ
RL > 所 属 POST :テラウェア・コーポレーション最高執行責任者
RL >
RL > 「保安部の尻拭いだけど、ご不満かしら?」
RL >
RL >
RL > テラウェアCOO。裏社会においては、ブラックオプを指揮する
RL > 人物として知られている。その手腕は強引ながらも的確。
RL > ―――――――――――――――――――――――――――――――
RL > 社のために生き、社のために死す――。
RL >
RL > キミは社に起こった諸問題を解決する
RL > テラウェア・ナンバーズに所属している
RL > 非合法工作員(アンダーカヴァー)だ。
RL >
RL > 緊急だという召集に、
RL > 2秒で仕度をし、さっそく向かった。
RL >
RL > 今回の仕事(ビズ)は、
RL > 何者かに奪われたという、新型爆薬の奪還。
RL > 一体なぜテラウェアが爆薬を?
RL > しかし、そのようなことは問題ではない。
RL > 事態が表沙汰になる前に
RL > 解決するのが今回の任務(ラン)なのだ。
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――
RL > PS:新型爆薬の奪回
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ■その他備考
RL >
RL > ・アクト中の社会戦は想定していない
RL > ・リサーチ項目の最大目標値は21とする
RL > ・ストーリーは非アストラルとなる
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > __―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___―― ̄ ̄___ ̄―= ̄
RL >
RL > ― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄― ――_― ==  ̄―― ̄ ̄___━―==―
RL >
RL >
RL > ___ ̄ ̄― ―=  ̄ ̄ ――_――__=_ _―― ̄__
RL >
RL > ――― ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ―― __――_━ ̄―
RL >
RL >
RL >  ̄___ ̄―==━=___ ̄━ ==  ̄ ̄  ̄
RL >
RL > ―_―_ = =━ ―― ̄ ___ ―
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > The First Detonation
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/RL 登場判定/不可
RL > Opening_Scene01 【シーンタロット:カタナ / ????エリア:????】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > 房総幹線道路――。
RL >
RL >
RL > 空きチャンネルのテレビの色のように、暗く薄ら寒い空。
RL >
RL > 軌道の重犯罪者専用の監獄、アスガルドへ囚人を送るべく、
RL > 厳重な警備(セキュリティ)を施した囚人護送車が、房総南空港へ向かう。
RL > だが護送車は突如現れた武装集団に取り囲まれ、護衛が手際よく殺害されてゆく。
RL > リーダーと思しきひとりが後部扉を壊し、跳ね開けた。
RL > 中に閉じ込められていたのは、知的だがどこか暗い印象の男だ。
RL >
RL >
RL > 【ミラーシェードの男】
RL > 「こんにちわ、凝り性(アーティスト)。
RL > “爆弾魔(ボマー)”?“クロックワークス”?いやいや、トーマス・クライン」
RL >
RL > 【トーマス】「……」
RL > その言葉に、無言で顔を上げる男。トーマス。
RL >
RL >
RL > 【ミラーシェードの男】
RL > 「俺はあんたのフリークでね。
RL > もう一度、イカした閃光(フラッシュ)、爆発(デトネーション)が見たいんだよ。
RL > ちょいとごきげんな爆薬(ダスト)も用意した。試すか?」
RL >
RL > トーマスに爆弾を投げて渡す。
RL >
RL >
RL > 【トーマス】「…………」
RL >
RL > 【トーマス】「いいだろう。創作意欲をもてあましていたところでね」
RL > 爆弾を受け取ったトーマスが、緩慢とした動作で立ち上がり、答えた。
RL >
RL > 【トーマス】「しかし、こいつ不良品(ジャンク)だ」
RL > そう言い、爆弾を一瞥し放り投げた。
RL >
RL >
RL > 「こ、こちら囚人護送車!襲撃を受けた!至急応援をt…ひっ!?」
RL > 足元に甲高い金属音が反響し、思わず視線がそれを追う。
RL > そして、その正体を確認し短い悲鳴をあげ…
RL >
RL > 「うわああああああああっっっ!!!! ――ッッ
RL >
RL > 絶叫と共に無線が切れる(カット)。
RL > 護送車に放り込まれた爆弾が激しい光と共に炎を上げ、隊員を飲み込んだのだ。
RL >
RL >
RL > 【トーマス】
RL > 「やはり美しくない。
RL > 素材は最高であれ、手がけた者が一流でなくてはな……」
RL >
RL > 【トーマス】
RL > 「そう、爆弾には魂を揺さぶる何かがあってしかるべきなんだ。
RL > それが出来るのは、至高の芸術家(アーティスト)である私しかいない。フフフ」
RL >
RL > そうして、トーマスと武装集団はゆっくりとその場を離れた。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/ブラウン 登場判定/不可
RL > Opening_Scene02 【シーンタロット:カゲムシャ / ホワイトエリア:テラウェア・アーコロジー】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > ミケーレの執務室――。
RL >
RL >
RL > ブラウンがDAKの了承を経て入出すると、彼女は君の顔も見ず話を切り出す。
RL >
RL > 【ミケーレ】「時間がないから、簡潔に話すわ」
RL > 【ミケーレ】「5時間前、ある新型爆薬が何者かに強奪されたの」
RL >
RL > 【ミケーレ】
RL > 「もし爆薬が使用され、そのルートが公になれば、我が社のイメージダウンはまぬがれない」
RL >
RL > 豪奢な寝椅子(カウチ)に身を委ね、しなやかな指を天井のライトに翳し言う。
RL > その間も、ミケーレは一度もブラウンへ目を合わせず、爪(ネイル)の手入れに勤しんでいる。
RL > まるで清掃用ドロイドのように、ブラウンなど眼中にないようだ。/
RL >
RL >
ブラウン > 「……………………」
ブラウン > ある意味、ミケーレの行動は当然なのかもしれない。
ブラウン > 何せブラウンはそもそも人ではなく、普通の生物でもなく、感情表現もせぬ機械に近い生き物なのだから。
ブラウン > ありふれたスーツに身を包んだ蝉頭の怪人は、無言で“命令(オーダー)”を待っている。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 【ミケーレ】「……ふん」
RL > 一言も言葉を発しない目の前の異形に、苛立ちを覚えるミケーレ。
RL > しかし、すぐに気を取り直し話を続ける。
RL >
RL > 【ミケーレ】
RL > 「そうなる前に爆薬を奪回し、我が社の関与を隠蔽(カヴァー)しなさい」
RL > ネイルのホロが妖しく踊る。満足がいったのだろうか、その手を肘掛けに収める。
RL >
RL > 【ミケーレ】「保安部の尻拭いだけれど、ご不満かしら?」
RL > わかりきったような口調でブラウンへ聞く。/
RL >
RL >
ブラウン > 「………………………………任務了解」
ブラウン > 微動だにせず、沈黙を貫いていたブラウンが、短く言葉を発する。
ブラウン >
ブラウン > 「……是非もなし」
ブラウン > どこか機械的な、生物として考えれば違和感を感じる声で、淡々と言葉を発する。
ブラウン > 焦点の分からぬ目のこともあり、実に不気味で非生物的だ。
ブラウン > ドロイドだと言われても納得できるほど、生気がない。
ブラウン > そもそも事実として人外である。人の秤で見ること自体が間違っているのだろう。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > ようやく言葉を発した目の前のクグツ…いや、アヤカシに対し、ミケーレは初めて視線を向けた。
RL >
RL >
RL > 【ミケーレ】
RL > 「“02”は既に了承済みよ。
RL > 正式な“ナンバーズケース”として、この仕掛け(ラン)にアナタを提示(オファー)したわ」
RL >
RL > 【ミケーレ】
RL > 「フフ、トリプルナンバーであるアナタがどこまでやれるかしら?
RL > もちろん、私は成功報告以外は聞くつもりはないけれど」
RL >
RL > そして、そのミケーレにとっては耳障りな声での、
RL > 泣きごとや弱音のひとつでも引き出してやろうとプレッシャーを与える。/
RL >
RL >
ブラウン > 「………………『ジ』、『ジ』」
ブラウン > 問答を求められていることは理解できている。
ブラウン > だが、そんな人間らしい行動をなぜ“化け物(アヤカシ)”が満足に行えるだろう。
ブラウン > 人であれば溜息や吐息にあたる、意味のない鳴き声を小さくあげる。
ブラウン > ……正直、困っているのだ。ミケーレの満足するような回答がまったく思いつかない。
ブラウン >
ブラウン > 「…………弱者であればこそ」
ブラウン > しかし蝉の頭はそんな心中を一切表現せず、ただ機械的に音声を垂れ流すだけだ。
ブラウン > 彼以上のポーカーフェイスなど、存在しようもないだろう。
ブラウン >
ブラウン > 「………勝てる戦いもある。蟻と象のように、蜜蜂と雀蜂のように」/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 【ミケーレ】「?」
RL > 小さく、ため息を意味する鳴き声を上げるブラウン。
RL > しかし、“人”であるミケーレにそれをくみ取る能力はなかった。
RL >
RL > 【ミケーレ】「ふん……あの小娘が見込んだ力、存分に発揮することね」
RL > 【ミケーレ】「さあ話は終わりよ。出て行きなさい。私はあなたと違って忙しいの」
RL >
RL > やがて諦めたのか、ミケーレから話を切ろうとする。
RL > 執務室を後にしたブラウンは、待機していた秘書から、今回の件に関する資料と危険手当を受け取る。/
RL >
RL >
ブラウン > ミケーレの辛辣な言葉にも一切の反応を見せず、言われるがままに執務室を後にする。
ブラウン > 彼女だけではない。
ブラウン > 心身共に人外であるブラウンは、テラウェア内の様々な人間に快く思われていない。
ブラウン > 彼自身それは理解している。
ブラウン >
ブラウン >
ブラウン > 「(当然だ。私は彼らとは違う生き物なのだから。それも、二つの意味で)」
ブラウン > 恐れるような、
ブラウン > 見下すような、人が人でないものを見る目を僅かに宿す秘書から受け取った資料に目を通しながら、
ブラウン > リンクスで部下に連絡をつける。
ブラウン >
ブラウン > 「(だが、テラウェアには“恩”がある。嫌でも奉仕させてもらおう……そうしなければ、流儀に反する)」
ブラウン > 人外なら、人外らしく。人外の流儀で。/
ブラウン >
ブラウン >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/八重垣・冶子 登場判定/不可
RL > Opening_Scene03 【シーンタロット:マヤカシ / ホワイトエリア:サンライトロード】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > カフェ・テラス――。
RL >
RL >
RL > ディジタルで表された数値が時を刻んでいく。待ち合わせ時間はとっくに過ぎている。
RL > しかし、待たされるのはいつものことだ。
RL > 抜けるような青い空から、オープンテラスへ光が差し込む。/
RL >
RL >
冶子 > …ズズ…ズ…
冶子 >
冶子 > 現在の席に着いてから、かれこれ40分ほど経過している。
冶子 > 私は正確に10分前に到着したわけだから、指定の時刻から30分が経過した計算だ。
冶子 >
冶子 > …ズズ…
冶子 >
冶子 > いつものパターンであれば、そろそろ回線に呼び出し(コール)が入るところだろう。
冶子 >
冶子 > 「…とりあえず、スープバーおかわりいっとこ。」
冶子 > …本日、記念すべき101杯目だ。/
冶子 >
冶子 >
RL > 101回目のスープ用カップを手に席を立つ冶子に、店長とおぼしき生身の男も苦笑い。
RL > 確実にこの店のブラックリストに載ったといっていいだろう。
RL > しかし、本人はそんなこと露知らず。再び席に戻った冶子。
RL >
RL > 陽光の中、ビルとビルの合間、広場になっている空間には、
RL > レーザー照射された立体ホロが次々と姿を変え、
RL > ニューロエイジを司る巨大企業(コングロマリット)たちのコマーシャルを流していく。
RL > 今は、テクノでクールなBGMと共に、
RL > 国際見本市で行なわれているモーターショウの映像(ヴィジョン)が空を彩っている。
RL >
RL > と、その映像に雑音(ノイズ)が走り、流線型のスポーツカーが、美しい女性トーキーとさしかわる。
RL >
RL >
RL > 『『『臨時ニュースをお伝えします。
RL > “12:30発の環状リニア”に爆弾が仕掛けられたとの脅迫がありました』』』
RL >
RL > 『『『犯人はリニアを停止させた場合、
RL > もしくは警官を近づけた場合は即座に爆破すると宣言しており、
RL > ブラックハウンドは周辺住民に避難勧告を発しました』』』/
RL >
RL >
冶子 > ………ピタ
冶子 >
冶子 > IANUSの内部時計をチェック。
冶子 >
冶子 > 『12:30』
冶子 >
冶子 >
冶子 > 「…まさか、いやでもいくらなんでもそんな、ねー…アハハ」
冶子 > 念のため確認をとろうと、ヴァーサルゴーグルの通信システムを起動する。
冶子 > 胸騒ぎが、やまない。/
冶子 >
冶子 >
RL > いや〜な予感が頭をよぎる。これもフェイトの堪というやつだろうか?
RL > ゴーグルの通信機能(コミニュケーション・ツール)でジェイミーへ呼び出し(コール)。
RL >
RL >
RL > >> 通信確認
RL >
RL > 【ジェイミー】『√レv─w─… ごめん!ほんっと〜に、ごめん!』
RL >
RL > 【ジェイミー】
RL > 『“12:30の環状リニア”に乗ったから。
RL > もうちょっとでつくと思うわ……って、なんで駅通りすぎちゃうのさ?』
RL >
RL > 冶子の中で<警報>が鳴り響く……。/
RL >
RL >
冶子 > …ゴクゴクゴク…ぷはぁ。
冶子 >
冶子 > 「…ジェイミー、それなんだけど。」
冶子 > 「……さっき臨時ニュースとか流れてたから、確認したらいいんじゃないかなー……あははー……」
冶子 > 乾いた笑いが毀れる。
冶子 > そりゃあそうだ。笑う以外どうしろと言うのだ。
冶子 >
冶子 > 「……というかジェイミー? なんで 1 2 : 3 0 のリニアに乗ってるのよ! よりによって!
冶子 > 時間がルーズとかそういう問題じゃなくてどんだけ間が悪いの!?」
冶子 > …2秒後にブチ切れたが。/
冶子 >
冶子 >
RL > 【ジェイミー】
RL > 『あははは、ちょ〜っと出がけに手間取っちゃってさ。え、ニュース?なにそれ』
RL >
RL > ポケットロンを通話状態のまま、ニュースチャンネルを検索。トップニュースを呼びだす。
RL > ジェイミーのもうひとつの特徴を思い出す冶子。
RL > そういえば彼女は、何をするにも、決定的に間が悪いのだ。その証拠に…。
RL >
RL >
RL > 【ジェイミー】『ば、ばばばば爆弾!!リニアに!?』
RL > 大声でその言葉を口にする。すると、画面を通して、彼女の周りからのどよめきが聞こえた。
RL >
RL > 【ジェイミー】
RL > 『そんなこと言ったって!?う、うぅ……あ、あのさ。今、私の足元にあやしいバッグがあるんだけど』
RL > ジェイミーの声に徐々に恐怖が混じる。
RL > 彼女がポケットロンで、足元のバッグのファスナーを開く映像(ヴィデオ)を送る。
RL > バッグの中から、コードの飛び出た、何かの構造物が露出する。
RL > その瞬間、画面の向こうでは阿鼻叫喚の悲鳴があがった。
RL >
RL >
RL > 【ジェイミー】『お願い。冶子。助けて……』
RL > 赤く不気味に光る爆弾のディジタル画面(ディスプレイ)が、秒読み(カウント)を刻んでいる。
RL > ジェイミーの心中を表すように、ポケットロンの映像(ヴィデオ)が小刻みに震えていた。/
RL >
RL >
冶子 > …なんでやねん。
冶子 > 今時ダイム・ノヴェルだってもう少しマシな展開を考えないと売れない時代だぞ。
冶子 > なんでこう的確に地雷を踏み抜くのか。旧式の地雷処理装置か。
冶子 >
冶子 > 「……ジェイミー、落ち着いて。とりあえずその怪しげな物体にはうかつに触らないで。衝撃も可能な限り避けて。」
冶子 > 「近くにブラックハウンドとかSSSの制服を着た人いる? ……って、さすがにいるわけないか。」
冶子 >
冶子 > 映像は組み込んだ録画機能を利用して保存。情報素子(クリス)にバックアップを取っておく。
冶子 > 確かに私はフェイトとして活動しちゃいるが、いくら何でも爆弾に関する知識なんて殆ど無いに等しい。
冶子 > とは言え、ジェイミーは大切な友人だ。なんとかして彼女の窮地を救う手立てを用意する必要がある。
冶子 > ……ひとまず清算。10カッパーほど置いて店を出る。
冶子 >
冶子 > 「おつりいりませんからー!」
冶子 > 回線は繋ぎっぱなしだ。/
冶子 >
冶子 >
RL > 【ジェイミー】
RL > 『う、うん。いない……。というか、みんな我先に私から離れていっちゃった……』
RL >
RL > 【ジェイミー】『あと…ごめん……』
RL >
RL > 映像から見るに、“うかつに触らないで”に対しての謝罪だと思われる。
RL > 彼女は爆弾のバッグを膝に抱き抱える形で固まっていた。ファスナーを開く際、うっかり持ち上げていたのだ。
RL > なんとか声を絞りだす。
RL > 冶子の読み通り、これ以上うかつにこの爆弾に触れるのは危険だろう。動かすのもだ。
RL > この厄介な物体をどうにかするには、“専門家”の知識が必要だ。
RL >
RL >
RL > 『『『たった今、犯人の犯行声明のデータが局の方へ届きました』』』
RL > 女性トーキーが冷静な声で伝える。映像(ヴィジョン)が切り替わる。
RL >
RL > 『『『……“12:30発ノ環状リニア”ニ爆弾ヲ仕掛ケタ。停止サセルト乗客モロトモ爆発スル。
RL > “イヌ”ヲ近ヅケテモ・・・・・・…………』』』
RL >
RL > 状況は考えうる限り“最悪”と言っていいだろう。
RL > その機械的な音声がサンライトロードに、鉛のように重くゆっくりと響いた気がした…。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 「赤字だ……」
RL > ついでに、カフェの店長の声もむなしく響いた……。/
RL >
RL >
冶子 > 「……過ぎたことは、気にしても仕方ないよ。」
冶子 > 後ろに聞こえた店長の声も、今は気にしない方がいいだろう……あそこのパフェは絶品だっただけに残念だが。
冶子 >
冶子 > 「とにかく、どうにかこうにか潜り込む手段を探すから……それまで頑張って。」
冶子 > 幸い、私は“イヌ”じゃあない。つまり、私が近付く分には爆発はしないはずだ……
冶子 > ……頭の中で、私の知らない“誰か”が笑っている。
冶子 >
冶子 > 「……それじゃあ、“謎”を解き(たべ)に行きますか……!」
冶子 > その辺でカゼを拾って全速前進。一路、ブラックハウンド基地へ。/
冶子 >
冶子 >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/李龍玲 登場判定/不可
RL > Opening_Scene04 【シーンタロット:カゼ / ホワイトエリア:ブラックハンド基地】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > ブラックハウンド機動捜査課――。
RL >
RL >
RL > 「おいおい、マジですか」
RL >
RL > どこからともなく隊員の呟きが漏れる。猟犬たちの視線の先は同じだ。
RL >
RL >
RL > 『…………・・・・・・近ヅケテモ同様ダ。コレハ私ト“ブラックハウンド”ノ“ゲーム”ダ。
RL > 彼ラニ伝エロ。止メラレルモノナラ止メテミロ、トナ』
RL >
RL >
RL > そして、部署の内外で、我を取り戻した隊員たちがあわただしく駆けまわる。
RL > 備え付けのDAKからは、臨時ニュースの番組が“爆弾魔(ボマー)”の犯行宣言を流し続けている。
RL > どのチャンネルも示し合わせたかの様に同じ内容だ。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「参ったわね。一体何時の間に脱獄したのかしら」
李龍玲 > うんざり顔で、モニターを眺めている
李龍玲 >
李龍玲 > 「だいたい近づかないでどうしろっていうのよ。
李龍玲 > 麻雀で言ったら卓につくのはルール違反、って言ってるようなもんじゃない」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【合成音声】
RL > 『私ハ“クロックワークス”。アト4ヶ所、コノ街ノドコカニ爆弾ヲ仕掛ケタ。
RL > “タイムリミット”ハ5時間ダ』
RL >
RL > 【クロックワークス】
RL > 『忠告スルガ、“リニア”ガ減速スルト“センサー”ガ感知シテ爆発スル。
RL > 爆発サセタクナカッタラ、ズット走ラセテオクコトダナ。
RL > モットモ、コノ“スピード”ヲ維持シテイルト、脱線スル可能性モアル。
RL > 悠長ニ構エテイル暇ハナイゾ』
RL >
RL > 【クロックワークス】
RL > 『ソレト、“李龍玲”ト“ダニエル・マクレガー”ニ伝エロ。
RL > コノ“ゲーム”ノ“プレイヤー”ハ、キミタチダトナ』
RL >
RL > その無茶苦茶ぶりに悪態をつく李龍玲。
RL > その時、無防備な李龍玲の尻にワサワサと忍び寄る邪悪な気配が!?/
RL >
RL >
李龍玲 > 「しかもご指名ね…………その執着をもっと他所に生かせばいいのに」
李龍玲 > ため息をつくとペン立てからボールペンを抜き出して、迫る何かにプスッと突き刺す/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > プスッ、ぐりぐり。
RL >
RL > 【よく知った声】「いだだだだだっ、タップ!タップだ相棒(バディ)!」
RL > そこにはやはり、休暇中だったはずのダニエルがいた。
RL >
RL > 【ダニエル】「よお。危うく病院に逆戻りさせられる所だったぜ」
RL > シワを刻んだ顔が、ニヤリと笑う。
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「しかし相変わらずいい尻だ。出てったかァちゃんの若い頃を思い出すな。
RL > これが人工物だってーんだから、科学の力ってのは怖いもんだねぇ。
RL > …と、たまたま近くにいたもんでな。慌ててこっちに来たってところだ」
RL > その手にはホワイトエリアの病院の健康診断ファイルが。
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「かーっ、しかしいかんな一人身は。まぁた血糖値が上がってやがった。
RL > 老眼で視力も落ちる一方だしよ。
RL > お前さんも気をつけることだな、身体はサイバーウェアで若返れても、
RL > 実際はもうそんなに“若くな… ゲフフンッ」
RL >
RL > ついつい何かを言いかけ咳払い。
RL > チラリと龍玲の様子を伺う。話がだいぶ逸れている気がするが…。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「あらダニー。丁度いいじゃない、逆戻りして手、付け替えてもらったら?」
李龍玲 > ペンを戻す
李龍玲 >
李龍玲 > 「怖いのはいつになっても衰えないスケベジジイのエロ心よ。年考えなさい年を」
李龍玲 > 咳き込むダニエルをじろっと見て「………ま、ね。ありがたく聞いとくわ。で………」
李龍玲 > モニターを目で指す「……………どうするの、『あれ』」?/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 奥さんとの別居は、本人は仕事上のすれ違いが原因だと言ってはばからないが、
RL > この調子では、“本当の原因”は別にありそうだ…。
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「手厳しいねぇ。しかし、これだからお前さんとのコミニケーションはやめられん」
RL > そこまでいうと真面目な表情へ。
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「“クロックワークス”、いや、トーマス・クラインは
RL > 俺たちを指名(オーダー)してきたんだ。こんなところでウダウダしてる場合じゃないだろう?」
RL > 再びニヤリと。そう、言葉に出さずとも、二人の意志は合致してるはずだ。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「そうね。でもって命令は一つ(オーダーオブオンリーワン)、
李龍玲 > 見つけ出して(サーチアンド)……逮捕しろ、ね(キャッチアップ)」
李龍玲 > 拳を突き出して、ダニエルのそれとぶつけ合わせて…
李龍玲 >
李龍玲 > 「……でもその前に、腹ごしらえよ」
李龍玲 > 席に座りなおして、ランチジャーから肉まんを出して食べておく
李龍玲 > 食べれる時に食べておかないとね アサゲ使用で生命の制御値に+1/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【ダニエル】「そういうこった」
RL > ダニエルの、熱を帯びたゴツゴツとした拳が触れる。よく知った、年季のはいった相棒(バディ)のものだ。
RL >
RL > 【ダニエル】「て、おいおい」
RL > 言うが早いか、肉まんを頬張る李龍玲に、ズルッとこけてコミックヒーロー的演出。
RL > その時、二人の頭上に、警報(アラート)からの館内放送が流れる。
RL >
RL >
RL > 『緊急連絡、緊急連絡。機動捜査課・李龍玲巡査。基地内にいらっしゃいましたら、
RL > 至急、体長室までお越しください。御堂隊長がお呼びです。繰り返します』
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「来たな」
RL > 【ダニエル】「よおし龍玲。もう一度ヤツを監獄(アスガルド)送りにしてやろうじゃないか」
RL > 開いた手の平に、もう片方の拳を力強く打ち付ける。
RL > さあ、猟犬(ハウンド)たちの狩り(ゲーム)の始まりだ。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「わふぁっふぇるふぁあよ……んがぐっく」飲み込んで、指を舐めて
李龍玲 > 「聞かん坊のトーマスくんに、もう二度と牢屋から出たくないって思わせるくらい。
李龍玲 > キツいお灸を据えてやらなきゃね」
李龍玲 >
李龍玲 >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
RL >
RL >
RL > 以上でオープニングシーンは終了となります。
RL >
RL >
RL > ____
RL > ▼情報1 \
RL >  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
RL >
RL > 李龍玲
RL > 八重垣・冶子
RL > ブラウン
RL >
RL > は、それぞれ3点の報酬点を得てください。
RL >
RL > ____
RL > ▼情報2 \
RL >  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
RL >
RL > 八重垣・冶子のPSが、【ジェイミー の救出】に書き換わりました。
RL >
RL > ____
RL > ▼情報3 \
RL >  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
RL >
RL > リサーチフェイズ開始時に調べることができるのは、次の4項目です。
RL >
RL > ◆爆破予告
RL > ◆トーマス・クライン
RL > ◆テラウェアの新型爆薬
RL > ◆ジェイミー・アレン
RL >
RL >
RL >  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > それでは、リサーチフェイズへと移行します..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/ブラウン 登場判定/<社会:N◎VA、企業>20
RL > Research_Scene01 【シーンタロット:フェイト / ホワイトエリア:テラウェア・アーコロジー】
RL > −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
RL > 備考1:N◎VAに仕掛けられた爆弾は【残り:5つ】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > ミケーレの召喚後、ブラウンは自身の部署に戻ってきた。
RL >
RL > 昼時の今、いつもなら仕事(ビズ)の合間に、一時の安らぎを求めた社員たちが、
RL > 談笑とともに休息をしているところだが、今日は事情が違った。
RL > 備え付けのDAKからは、今N◎VA中を震撼させている、“爆弾魔(ボマー)”の犯行宣言が流れていた。
RL >
RL >
RL > 【クロックワークス】
RL > 『ソレト、“李龍玲”ト“ダニエル・マクレガー”ニ伝エロ。
RL > コノ“ゲーム”ノ“プレイヤー”ハ、キミタチダトナ』
RL > 声明はそこで終了した。社員たちにも動揺が走る。/
RL >
RL >
ブラウン > 「…………」
ブラウン > 「…………『ジジジジジ』」
ブラウン >
ブラウン > ……我が社の爆弾が盗まれて、この事件である。
ブラウン > 急がねばなるまい。自体が大きくならないうちに。爆弾の正体が割れる前に。
ブラウン > まず、部下に招集をかける。さらに適当な四桁の連中も口説いておき、即席だが部隊を組むとしよう。
ブラウン > 何をするにせよ、弱者は群れることが必要だ。
ブラウン >
ブラウン > <親衛隊>を使用。マイナー:アニマルモード起動
ブラウン > 【感情】<親衛隊><交渉><血族:化生の一族> 5+4+2+1+1+C9=22/
ブラウン >
ブラウン >
RL > では、ブラウンの呼びかけに夏の蟲たちが協力する。その数22人。さて、どうするか?/
RL >
RL >
ブラウン > 「『ジジジジ(今回の任務については先程説明した通りだ)』…………『ジジ(ひとまず)』
ブラウン > ………『ジジジジジ(資料を元に爆弾について洗い直して欲しい)』」
ブラウン >
ブラウン > リンクスで部下に連絡しながら、自分も動こう。数は力だ。一人一人の地道な捜査で大きな成果を得る。
ブラウン > という訳で、◆テラウェアの新型爆薬 についてリサーチを行ないたい。リサーチするのはブラウン自身で。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。では、◆テラウェアの新型爆薬 についてリサーチを行ないます。
RL >
RL >
RL > ◆テラウェアの新型爆薬
RL > <社会:企業、テクノロジー>
RL > <コネ:ミケーレ>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 15:???
RL > 17:???
RL > 18:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上、3つの項目があります。では判定をどうぞ/
RL >
RL >
ブラウン > マイナー:戦旗起動
ブラウン > メジャー:【感情】<社会:企業> 5+C7+2(報酬点)=14
ブラウン > 夏の蟲で<アドバイス>を使用します
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。どうぞ/
RL >
RL >
ブラウン > 【理性】<アドバイス> 4+3+S3=10
ブラウン > <アドバイス>の効果分足して、合計達成値18です。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > では、以下の情報が開示されます
RL >
RL >
RL > ◆テラウェアの新型爆薬
RL > 15:テラウェアが入手した新型爆薬。少量でも相当の破壊力を発揮する。
RL > 17:強奪したのはテロリスト、ヴィタリー・タスタロフ。
RL > ⇒【ヴィタリー・タスタロフ】
RL > 18:強奪された量すべてを使えば、
RL > イワヤト・ビル程の建造物でも爆破できるほど強力なものだ。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ◆テラウェアの新型爆薬 の情報はすべて開示されました/
RL >
RL >
ブラウン > 「………………『ジ』」
ブラウン > 強力な爆薬だ。そんな爆薬を一体なにに使おうとしていたのかは若干気になる所だが、まぁどうでもいい。
ブラウン > なんにせよ確実なのは、益々この爆薬を放置する訳にはいかなくなった、ということか。
ブラウン >
ブラウン > 「…………『ジジ(ご苦労)』……『ジジジジジジ(次の指示を待て)』」
ブラウン > そうして通信を一旦切り、席を立って部屋を出て行こう。次はテロリストについて調べる必要がある。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > ブラウンは騒然とする社員達をしり目に部署を後にする。
RL > 目標は決まった。次に彼が狙うべきモノとは…/
RL >
RL >
ブラウン > さて、テロリストと一口に言っても色々いるらしい。
ブラウン > ヴィタリーとやらはどんなテロリストなのだろうか。
ブラウン >
ブラウン > 助手「……それにしても、テロリストですか……面倒なことになりましたねぇ」
ブラウン > 助手「知ってます?
ブラウン > 噂じゃあウチの会社にもテロリストが混ざってるとか……ほんとだとしたらヤバいと思うんですが」
ブラウン >
ブラウン > お喋りな助手を無視して社の廊下を歩く。
ブラウン > ……別に社にテロリストが混ざっていようと、社に損害がなければなんでもいい。
ブラウン >
ブラウン > 助手「……あれ、ブラウンさん聞いてます?ブ、ブラウンさん?ブラウンさーん?」
ブラウン > それにしても、難解な仕事になりそうだ……。/
ブラウン >
ブラウン >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
RL >
RL >
RL > 舞台裏判定です。その前に、登場判定での失敗を行なう場合は、この場でどうぞ/
RL >
RL >
李龍玲 > では登場判定 <社会:N◎VA> 外界3+ダイヤ2=5 で失敗
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 登場判定 <社会:N◎VA> R2 スートが合わない為失敗/
冶子 >
冶子 >
RL > 了解です。では、舞台裏判定をどうぞ
RL >
RL >
李龍玲 > 脱獄した時の状況とかを知りたい 手引きした奴がいるかとか、一緒に逃げたやつはいないかとか
李龍玲 > <社会:警察>でOK?
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > では一番近い感じの◆トーマス・クライン をリサーチしましょうか
RL >
RL >
RL > ◆トーマス・クライン
RL > <社会:ストリート、警察>
RL > <コネ:ダニエル>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > 制:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上の5つの項目が存在します。では、判定をどうぞ/
RL >
RL >
李龍玲 > マイナーでフラッシュバースト
李龍玲 > <社会:警察>で判定 感情3+2+クラブのQ+ワークスボーナスの+3で18
李龍玲 > フラッシュバーストで【感情】に+2しています
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 了解です。では、以下の情報が開示されます/
RL >
RL >
RL > ◆トーマス・クライン
RL > 14:1年前に逮捕された“爆弾魔(ボマー)”。筋金入りの異常者(サイコ)で、
RL > 爆弾を一種の芸術だと思い込み、変質的にその技術を磨いていた。
RL > 17:爆弾の技術には絶対の自信を持っている。
RL > トーマスの爆弾を解体できるのはダニエルしかいない。
RL > ⇒【ダニエル・マクレガー】
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > 制(P13):トーマス・“クロックワーク”・クライン ♂ 39 タタラ◎
RL > 連続爆弾魔。過去にイワヤト・ビル爆破を計画していた。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 3つの情報が開示されました。残りは2つです/
RL > では、続いて冶子。どうぞ/
RL >
RL >
冶子 > 隠し金庫→報酬点5点獲得/
冶子 >
冶子 >
RL > 了解。では、冶子は5点の報酬点を獲得しました。以上で舞台裏判定を終了します
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/八重垣・冶子 登場判定/<社会:N◎VA、警察>10
RL > Research_Scene02 【シーンタロット:ミストレス / ホワイトエリア:ブラックハウンド基地】
RL > −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
RL > 備考1:N◎VAに仕掛けられた爆弾は【残り:5つ】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > そのエントランスに足を踏み入れた冶子は、
RL > すれ違いざまに慌てて出ていく隊員とぶつかった。
RL >
RL > 隊員は冶子に気付いていないのか、
RL > 謝罪もなしにそのままパトカーに乗り込むと、警報(サイレン)と共に走り去る。
RL >
RL > エントランスロビーを見渡すと、どの隊員も、“爆弾魔(ボマー)”の件で大わらわだ。/
RL >
RL >
冶子 > 「わっ!す、すいませ……って、あら?」
冶子 > てっきり怒鳴り声の一つも来るものと思っていたが……ま、いいか。
冶子 > 面倒がなかっただけ良しとしよう。
冶子 > ……そう言えば、来る途中に妙なメールが届いていた気がする。
冶子 > 担当者に話を通す前に、一度目を通しておこう。
冶子 >
冶子 > ◆爆破予告 についてリサーチ
冶子 >
冶子 >
RL > 了解です。では◆爆破予告 についてリサーチします
RL >
RL >
RL > ◆爆破予告
RL > <社会:N◎VA、メディア、警察、ストリート、企業>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 12:???
RL > 14:???
RL > 16:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上の3つの項目の情報があります。では、判定をどうぞ/
RL >
RL >
冶子 > <隠れバディ><ハイロード> M6 +D7 +4(<ハイロード>Lv4) = 17/
冶子 >
冶子 >
RL > 了承。では全ての情報が公開されます。
RL >
RL >
RL > ◆爆破予告
RL > 12:12:30発、環状リニアに爆弾が仕掛けられたという爆破予告があった。
RL > 14:犯人は環状リニアを含め、N◎VA市内に
RL > “5つの爆弾”を仕掛けたと宣言をしている。タイムリミットは5時間。
RL > ⇒【N◎VA市内に仕掛けられた爆弾】
RL > 16:爆破予告犯はトーマス・クライン。
RL > ⇒【トーマス・クライン】
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上が◆爆破予告 に関する情報のすべてです。/
RL >
RL >
冶子 > なんだ号外メルマガの混線か……あれ、こんなのニュースに出てたっけ?
冶子 > ……何か引っかかるが、まあ良い。受付に話を通しに行こう。
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > そろそろ登場していいかな
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「すいませーん、リニアの爆弾についての話が……」/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > <社会:警察> 感情3+クラブの8=11 成功。隊長室に呼び出されてる途中で…
李龍玲 >
李龍玲 > 「あら、あんたこんなところで何してるの?高校生はおうちに帰って宿題でもしてなさい」
李龍玲 > 冶子をみつけて説教開始
李龍玲 >
李龍玲 > 「………まさか食い逃げかなにかやらかしたんじゃないでしょうね?」/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「それどころじゃないんですよ!ちょっとこれ、この……」
冶子 > 切羽詰まった様子で情報素子(データクリス)を差し出す。
冶子 >
冶子 > 「……あったあった。これを届けようと思って。リニアに仕掛けられた爆弾の映像です。」/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「ちょっ……こっち来なさい!」泡を食って、物陰にひっぱりこむ
李龍玲 > 「あったあった、って……なんであなたがこんな映像を!?」
李龍玲 > ダニエルにも見てもらおう/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「わったたたた……友人がその列車に乗ってて、たまたま見つけちゃったらしくて……それを録画しました。」
冶子 > 「……さすがに爆弾の知識なんてないし、
冶子 > とりあえず迂闊に触らず衝撃も与えないようにって言うのがやっとで……」
冶子 >
冶子 > 言葉を吐き出すごとに少しずつ小さくなっていく……ように見えるかもしれない。/
冶子 >
冶子 >
RL > ダニエルはあの後、隊長の御小言は勘弁、要点だけ教えてくれと、
RL > さっそく対策本部設立のほうに逃げ…ではなく、とりかかりに行った。
RL > ポケットロンに呼び出し(コール)。
RL >
RL >
RL > >> 通信確認
RL >
RL > 【ダニエル】『√レv─w─… よお、龍玲。こっちは順調だ。隊長はなんだって?』
RL > そうして提供された情報素子(データ・クリス)の映像(ヴィデオ)を再生する。
RL >
RL > 【ダニエル】『ニューロ!こいつぁ……』
RL >
RL > ダニエルの顔が歪む。
RL > そこに映っていたのはまさしく、最悪の“爆弾魔(ボマー)”、トーマスのものだからだ。
RL > しかも腕をあげたのか、以前よりも作りが複雑化している。
RL >
RL > 【ダニエル】『お嬢ちゃん、この通話相手とは、今も通信(コミュニケーション)は可能かい?』/
RL >
RL >
冶子 > 「は、はい……やってみます。」
冶子 > 通信システムからアドレスを引き出し、ジェイミーへの回線を開く。
冶子 >
冶子 > 「もしもし、ジェイミー? 聞こえる?」/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「……こいつぁ、腕が鳴る!でしょ、その先は言わなくても解ってるわよ」耳を澄まそう/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【ダニエル】『そういうこった』
RL > 龍玲へニヤリと。
RL >
RL >
RL > >> 通信確認
RL >
RL > 【ジェイミー】
RL > 『√レv─w─… 冶子!それで、どうなったの?この爆弾はどうしたら……』
RL > ジェイミーとの回線を開く冶子。ウェブの通信空間(コミュニケーション・スペース)に、
RL > 冶子、ジェイミー、李龍玲、ダニエル、4人のアイコンが揃う。
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『よし。あのクソったれ野郎(トーマス)は、俺たちに近づくなと言った。
RL > おそらく見張りを置いているはずだ。どうしたもんかと思っていたが、これなら…』
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『龍玲、その目の前のお嬢ちゃんには俺のほうに来てもらうようにしてくれ。
RL > 電車のお嬢ちゃんは、まずは深呼吸だ。なぁに俺たちに任せな。
RL > 回線は繋ぎっぱにしておけ。
RL > 準備が出来次第、“お嬢ちゃんに”解体してもらう。そして龍玲、お前さんは……』
RL > とんでもない事を言い出すダニエル。
RL >
RL > 【ダニエル】『隊長殿に早く絞られてきな』
RL > ついでにオチも付けてくれた。/
RL >
RL >
冶子 > 「ジェイミー、えーと……と、とりあえず何か食べて落ち着こう。うん。」
冶子 > ※この非常時に何か食べる程度で落ち着くのは多分大食い探偵くらいのものです
冶子 >
冶子 > 「えーと、そのイヌのおじさんが爆弾の専門家……で良いんですよね?
冶子 > だから、おじさんの言う通りにすれば上手く行くから。」
冶子 > そう言えばこのおじさん誰だよ。
冶子 >
冶子 > 「……ところで、えーと……他に何かお手伝いできそうな事があったら……ゴニョゴニョ」/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「そうね。というか…眼の届く所に置いとかないと、
李龍玲 > 絶対、一人でなにかしようとするタイプよね、この子」ぼそぼそとダニエルと通話
李龍玲 >
李龍玲 > 「はいはい、二人分絞られてくればいいんでしょ」
李龍玲 > 「ああ、この人?爆弾解体と女子高生が大好きなエロオヤジよ。気をつけてね。
李龍玲 > ていうか何かあったら即警察呼んでいいから」>誰だよ
李龍玲 >
李龍玲 > 「とりあえず爆弾の事はダニーに聞いて。
李龍玲 > 私はちょっと隊長室に行って来るから」場所を教えると、忙しげに隊長室に
李龍玲 > これでこちらは退場、かな/
李龍玲 >
李龍玲 > おっとリサーチを忘れてた。
李龍玲 > と言ってもダニエルについてのリサーチくらいしかないかな、今は
李龍玲 > 本人には内緒で、診断書辺りも見ておきたい
李龍玲 >
李龍玲 > マイナーでフラッシュバースト 理性に+2 <コネ:ダニエル>
李龍玲 > 理性7+2+スペードの2…手札が悪いんだよね。報酬点入れるか
李龍玲 >
李龍玲 > 理性7+2+スペードの2+報酬点3=14
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > では、◆ダニエル・マクレガー のリサーチ
RL >
RL >
RL > ◆ダニエル・マクレガー
RL > <社会:N◎VA、警察>
RL > <コネ:ダニエル>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 12:???
RL > 17:???
RL > 18:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上の3つになります。そして、公開される情報は
RL >
RL >
RL > ◆ダニエル・マクレガー
RL > 12:退職間近のブラックハウンド爆発物処理班の警官(イヌ)。
RL > 李龍玲とともに、トーマス・クラインを逮捕した。
RL > 17:???
RL > 18:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 1つの情報が開示されました。残りは2つです。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『ハッハァッ、若い時はそんくらいがちょうどいいもんさ』
RL > 【ダニエル】『て、おい!いらんことを吹き込むな!』
RL >
RL >
RL > 【ジェイミー】『うぅ、冶子ぉ〜…』
RL >
RL > ジェイミーが、若干心配そうな視線をゴーグルに描画された小窓(ポップアップ)から送る。
RL > しかし、深呼吸と3人のやりとりで、少なからず肩の力と恐怖心をぬぐいされた感がある。/
RL >
RL >
冶子 > 「えーと、だ、“ダニー”さん? 残り4つの爆弾はどこにあるか、とかは犯人から公表されてましたっけ?」
冶子 > ……そもそもニュースに出てたっけ?/
冶子 >
冶子 >
RL > 犯人の仕掛けた爆弾の場所は公開されていない。では、あの“メール”はいったい?
RL > 謎が謎を呼ぶ“The First Detonation”。次のシーンに続く!
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
RL >
RL >
RL > では、舞台裏判定&登場判定失敗です。
RL > ブラウンは判定の有無をお願いします
RL >
RL >
ブラウン > 登場判定【外界】<社会:N◎VA> 7+D2=9 達成値が足りず失敗。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > では続いて舞台裏判定をどうぞ/
RL >
RL >
ブラウン > 【ヴィタリー・タスタロフ】 についてリサーチします。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。◆ヴィタリー・タスタロフ についてのリサーチ
RL >
RL >
RL > ◆ヴィタリー・タスタロフ
RL > <社会:ストリート、警察>
RL > <コネ:ミケーレ>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > 制:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上の5つの項目が存在します。では、判定をどうぞ/
RL >
RL >
ブラウン > マイナー:銀の目起動
ブラウン > 【生命】<社会:N◎VA> 6+1+15(報酬点)+H4=26/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。では、代用判定として-5の修正が加わり、達成値は21とします
RL >
RL >
RL > ◆ヴィタリー・タスタロフ
RL > 16:テロリスト。テラウェアから新型爆薬を盗み出し、大規模テロを企んでいる。
RL > ⇒【新型爆薬の行方】
RL > 18:ロシア連邦出身。故郷で日系企業の搾取を目の当たりにしたのをきっかけに、この道に入った。
RL > 20:護送車を襲い、“爆弾魔(ボマー)”のトーマス・クラインを脱獄させ手を組んでいる。
RL > ⇒【トーマス・クライン】
RL > 21:現在は息を潜め、どこかへ潜伏している。
RL > ⇒【ヴィタリーのアジト】
RL > 制(L10):“ヴェルヴェット・リヴォルヴァー”ヴィタリー・タスタロフ ♂ 34 クロマク◎
RL > 名うての暗殺者としても知られており、業物(アーティファクト)としても名高い、
RL > 死神の銃を所持している。ミラーシェードが特徴。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上、すべての情報が公開されました。では舞台裏判定を終了します
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/李龍玲 登場判定/<社会:N◎VA、警察>20
RL > Research_Scene03 【シーンタロット:バサラ / ホワイトエリア:ブラックハウンド基地】
RL > −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
RL > 備考1:N◎VAに仕掛けられた爆弾は【残り:5つ】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > 【聖美・キーファ】「……うん!」
RL >
RL > 基地(ベース)の一室。
RL > その前の扉に、デカデカと達筆な習字でかかれた紙を張り付け、納得の表情をする女性隊員。
RL > 書かれている文字は 『連続爆弾魔緊急対策本部』 である。
RL > いくら時代が進歩しても、変わらないものもあるのだ。
RL > えらく古風な門構えとなっても、流石は特務警察といったところか、室内の設備(リグ)は最新のモノとなっている。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > * * *
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > そして、エントランスロビーの一件から数刻。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『……クソ!映像(ヴィデオ)が荒くてよく見えん。ああっ、病院に老眼鏡を忘れてきちまった!』
RL >
RL > 隊員たちの中心で指揮をとる老刑事が叫びをあげる。
RL > 送られてきた映像(ヴィデオ)を、ゴーストハウンド隊員が出来る限りの高解像度(ハイ・レズ)で映し出すも、
RL > 市販の一般的なポケットロンでは、特に複雑な機構の核を、細かく描き出すことは不可能だった。
RL > 加えて、解体を行なうには、他の個所にも手をいれる必要がある。
RL >
RL >
RL > 「警部補!」
RL >
RL > 電脳部位の解体を行なっていた隊員から悲鳴があがる。
RL > どうやら、仕掛けられたトラップに引っかかったようだ。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「ちぃっ」
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「すまん龍玲。オマエが核(コア)の解体指示を出してくれ。
RL > あのクソッタレ野郎(トーマス)のクセは、お前さんも知ってるはずだ。俺は滞っている解析に回る」
RL >
RL > 両の目を指で押さえる仕草と共に、龍玲へ言う。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「爆弾は一種の哲学だ。そいつの性格を読みきれば解体の糸口になる。
RL > 慌てることはない。サポートはする。リラックスしていけ」
RL > 無茶苦茶は信頼の現れと取るべきか、どうする?
RL >
RL >
RL > 【ジェイミー】『冶子ぉ〜…』
RL > 室内正面のモニタに大写し(アップ)になったジェイミーが半泣きで助けを求める。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「はぁ〜〜〜〜〜あ、あのねえ………」ため息をついて、頭をかく
李龍玲 > 「私を誰だと思ってんのよ、もうオジイチャンは縁側で日向ぼっこしてなさい」
李龍玲 > (相変らず無茶振りするわね、やるわよ、やりゃいいんでしょ!の意味)/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「……大丈夫。何とかなる……ううん、何とかさせるから。」
冶子 >
冶子 > 爆弾の処理に関しては、素人である自分にできる事はない。
冶子 > が……ひとまずジェイミーを落ちつかせられるのは私くらいだ。/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > <社会:警察>かな。ここは。過去のデータを、それこそトーマス以外の爆弾魔のそれまで洗って共通点を見出そう
李龍玲 > マイナーでフラッシュバースト 感情に+2 <社会:警察> 感情3+2+クラブの2+ワークスボーナスの+3 で10
李龍玲 > ダイヤの2 スペードの2 クラブの2が立て続けに入るという展開に全米が涙
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > では、爆弾魔のデータベースを洗う。
RL > という名目で、ついでにトーマスのデータも入手するということで
RL > リサーチとして処理しましょう
RL >
RL >
RL > ◆トーマス・クライン
RL > <社会:ストリート、警察>
RL > <コネ:ダニエル>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 14:1年前に逮捕された“爆弾魔(ボマー)”。筋金入りの異常者(サイコ)で、
RL > 爆弾を一種の芸術だと思い込み、変質的にその技術を磨いていた。
RL > 17:爆弾の技術には絶対の自信を持っている。
RL > トーマスの爆弾を解体できるのはダニエルしかいない。
RL > ⇒【ダニエル・マクレガー】
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > 制(P13):トーマス・“クロックワーク”・クライン ♂ 39 タタラ◎
RL > 連続爆弾魔。過去にイワヤト・ビル爆破を計画していた。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > では、達成値10なので、新たな情報の開示はありません
RL >
RL >
RL > ◆爆弾の解体 その1
RL > <白兵><製作:武器>
RL > <社会:軍事、テクノロジー>
RL > <コネ:ダニエル>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > ▽ダニエルのサポートがある場合
RL > 18:成功
RL > ▽ダニエルが不在の場合
RL > 25:成功
RL >
RL > ※失敗時ペナルティ:ジェイミーの死亡
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > では、判定をどうぞ
RL >
RL >
李龍玲 > こっちは<白兵> 生命8+ダイヤの7 スートが合わないので失敗/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 『フン、こんな卵の殻に何を手こずっている。“謎”はまだまだ深く沈んでいるぞ、冶子。』
冶子 > 頭の中で、知らない誰かが笑っている。
冶子 >
冶子 > マイナー:ハイランダー:アヴァター(1/2)を使用→指定:<身体記憶>
冶子 > <身体記憶><ハイロード> P7 +C9 +4 =20 <製作:爆発物>の代用として使用/
冶子 >
冶子 > 口が勝手に動く。私の知らない知識を流水の如く放つ。/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「このパターンは……って、え?冶子…?」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > では冶子が成功となります。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「おう!頼まぁ!今のは聞かなかったことにしといてやるぜ!」
RL > はたから見れば、こんな事で大丈夫か?といった感じだが。それはそれ。
RL > 互いの実力を認めあっているからこその連携だ。と、
RL >
RL > 【ダニエル】「お、おい!お嬢ちゃん、勝手に!?」
RL > 【ダニエル】「!?」
RL > 次々と理論を展開し、的確な指示を持ち、爆弾を解体にもっていく冶子。
RL >
RL >
RL > 【ジェイミー】『え、えっと。わかったわ、こっちを切る』
RL > ジェイミーは化粧ポーチから取り出した爪切りで、指示どおり導線を切っていく。
RL > そして、ついにタイマーは止まった――
RL >
RL > 【ジェイミー】『や、やった!これで!』
RL > 本部の隊員たちは静まり返り、ジェイミーの周囲からは歓声があがる。しかし…
RL >
RL > 【ジェイミー】『ど、どうなっているのよ、これ!?』
RL > 再び、爆弾のディジタル画面(ディスプレイ)に赤く不気味に光る文字が表示される。
RL > 爆弾は、復活してしまった。/
RL >
RL >
冶子 > ……ハタと、我に返る……おろ?
冶子 >
冶子 > 「え、ちょ……え?」
冶子 > 気が付いたら爆弾が止まってて、気が付いたら爆弾が復活している。
冶子 > ……なんでやねん。/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「ちょっと、どうなってるのダニー!」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【ダニエル】「なっ、どういうこった!?今の解体は完璧だったはず!!」
RL > 不可思議の連続でダニエルも目を見開く。額に汗が伝う。
RL > すぐに手元のタップの画面(モニター)を確認する。
RL >
RL > 【ダニエル】『いや、落ちつけ!すぐに爆発するわけじゃない。電車のお嬢ちゃん、爆弾はどうなってる?』
RL >
RL >
RL > 【ジェイミー】『……えっと、タイマーが切り替わったわ。『[パスワード]ヲ入力セヨ_』って?』
RL >
RL >
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL > 【トーマス・“クロックワーク”・クライン】が《神業》、《タイムリー》を使用します。
RL > 爆弾が復活しました。『パスワード』を入力(インプット)しない限り、解除が不可能となります。
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『くそ、パスワードか。やってくれる。野郎をとっ捕まえて吐かせるしかないな』/
RL >
RL >
李龍玲 > 「結局そうなるわけね…………」やれやれ/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「パスワード……か。」
冶子 > こう言う時、完全にランダムな文字列を指定する奴はいない。
冶子 >
冶子 > 「……多分それを入力すれば終わりだから……もう少し頑張って、ジェイミー。」
冶子 > 最後の砦を崩すには、犯人を追い詰める他にない。/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「ま……少なくとも、爆弾解体よりは、私の性に合ってるわね」
李龍玲 > むしろこのほうが楽だと言わんばかりに、呟く/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > そう、最後の砦を崩すには、犯人を追い詰める他にない。
RL >
RL > 【ダニエル】「……」
RL > どっかりと椅子に腰を下ろす。
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「龍玲。爆弾はまだ“4つ”ある。あのクソッタレ野郎(トーマス)も探さなきゃいけない。
RL > “お前さんたち”には、外から情報をあつめて、必要とあれば現場に向かう役に就いてもらいたい。
RL > 俺は、ここで情報統括とサポートを行なう」
RL >
RL > 状況を整理し、その場にいる者たちにも次々と的確に役割を振っていく。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「あまり時間はない。どうだ、頼まれてくれるか?」
RL > リニアの爆弾処理に使った時間は少なくない。しかし、完全解体には至らなかった。
RL > もはや一刻の猶予もないのだ。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「いいけど、この子はあなたの手元にやっておいたほうがよくない?」ちらりと冶子を見て
李龍玲 > 「私、護衛とかできるタイプ(カブト)じゃないんだけど…」/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 若干記憶が飛んでいるが……まあ何だ、いつものことだ。
冶子 >
冶子 > 「……時間が無いって事だけは判ってま……ん?」
冶子 > と、タイミングを計ったかのようにメールが届く。
冶子 >
冶子 >
冶子 > ◆N◎VA市内に仕掛けられた爆弾 についてリサーチ。/
冶子 >
冶子 >
RL > 了解です。では、◆N◎VA市内に仕掛けられた爆弾 についてのリサーチ
RL >
RL >
RL > ◆N◎VA市内に仕掛けられた爆弾
RL > <社会:N◎VA、企業、警察><コネ:ダニエル>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > XX:???
RL > XX:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上、二つの情報があります。では、判定をどうぞ/
RL >
RL >
冶子 > マイナー:なし メジャー:<隠れバディ><ハイロード> L3 +H8 +4 +報酬点6点=21
冶子 >
冶子 >
RL > 21!?では全ての情報が開示されます。
RL >
RL >
RL > ◆N◎VA市内に仕掛けられた爆弾
RL > 13:ブラックハウンド、民間警察が総力を挙げて捜査中。
RL > 20:現在、イエローエリア・国際見本市会場で開催中の、
RL > “TOKYO N◎VA MOTOR SHOW'09”のある企業ブースにて、
RL > 社員を騙った、爆破予告犯と関連性を疑われるテロリストが拘束された。
RL > →『N◎VA国際見本市会場』
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上、◆N◎VA市内に仕掛けられた爆弾 に関する情報はすべて開示されました/
RL >
RL >
冶子 > 「……何これ、モーターショー……?」
冶子 > 「あ、もしかして……!」
冶子 > どこから来ているのかはさっぱりわからないが、この連続爆破事件に関する情報だろう。と言う事は……
冶子 >
冶子 > 「一個は『N◎VA国際見本市会場』かも知れません! ……たぶん。」
冶子 > 今一自信が持てないが。/
冶子 >
冶子 >
RL > 【ダニエル】「おいおい、お嬢ちゃん。今度はなにを…」
RL > そう言いかけたその時、ダニエルのタップにもN◎VA国際見本市会場の情報が入る。
RL >
RL > 【ダニエル】「…………!?」
RL > 【ダニエル】「龍玲、そのお嬢ちゃんならきっと大丈夫だ。足手まといにゃならねぇ、連れて行きな」
RL >
RL > もう一度冶子に目をやる。どういうわけか想像はつかないが、ただものではないのは確かだ。
RL > この娘は、この状況を一変させられる何かを秘めている。そう確信する。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「わーかったわよ!んとにもう………」頭をかく
李龍玲 >
李龍玲 > 「冶子、あんまり無茶するんじゃないわよ。
李龍玲 > それと危なくなったら、自分の安全を最優先にして。それができるなら…」
李龍玲 > 「……今日一日だけ、私とあんたとダニーで仲間(チーム)よ」走り出す!/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「了解! ……ジェイミー、待ってて。」
冶子 > 「犯人とっ捕まえて、何が何でもパスワードを吐かせてやるから!」
冶子 > 走り出す。 ……でも足はそんな速くないのでやや遅れ気味だ。/
冶子 >
冶子 >
RL > 【ジェイミー】『信じてるからね、冶子。助かったら、今度こそ遊びにいきましょう…』
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
RL >
RL >
RL > では舞台裏判定&登場判定失敗を行ないます。ブラウンはどうぞ
RL >
RL >
ブラウン > 登場判定【外界】<社会:N◎VA> 7+S5=スートがあわず失敗/
ブラウン > 【新型爆薬の行方】についてリサーチします。
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。◆新型爆薬の行方 についてのリサーチ
RL >
RL >
RL > ◆新型爆薬の行方
RL > <社会:企業、警察、メディア>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 15:???
RL > 19:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上の2つの項目が存在します。では、どうぞ
RL >
RL >
ブラウン > マイナー:銀の目起動
ブラウン > 【感情】<社会:企業> 5+1+C6+7(報酬点)=19
ブラウン >
ブラウン >
RL > 19、では全ての情報が開示されます
RL >
RL >
RL > ◆新型爆薬の行方
RL > 15:わからない。行方不明。
RL > 19:現在進行している“ゲーム”には使用されていないようだ。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上が◆新型爆薬の行方 の情報となります/
RL > では、舞台裏判定を終了します。お疲れさまでした
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/ブラウン 登場判定/<社会:N◎VA、ストリート>10
RL > Research_Scene04 【シーンタロット:カブキ / イエローエリア:N◎VA国際見本市会場】
RL > −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
RL > 備考1:N◎VAに仕掛けられた爆弾は【残り:4つ】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > TOKYO N◎VA MOTOR SHOW'09会場――。
RL >
RL >
RL > 【レイ】「わ!すごいすごい!次はあそこな!て、ああでも、こっちも見たいし…」
RL > 【メモリ】「まったく。せっかくの安息日にこのような……」
RL > N◎VA国際見本市会場。今ここでは、
RL > N◎VA最大級の新型車やコンセプトカーの見本市が行なわれている。
RL > 各社の力の入り用もあってか、大盛況のようだ。
RL >
RL >
RL > 【メモリ】「男の方達に混じってあんなにはしゃいで…」
RL >
RL > 【メモリ】
RL > 「ヴィークルなんて、乗れればどれも同じじゃありませんか。
RL > それに、あのコンパニオンという方々のかっこうときたら、なんと破廉恥な。
RL > 人も多いし、騒がしいし、理解できません。救聖母もこうおっしゃっています… て、レイ!」
RL >
RL >
RL > 【レイ】「ニューロ!て、お〜い、メモリ!そんな所でボサっとしてると迷子になるぞ〜!」
RL > いつの間にか次のブースへ向け走り出していたレイ。ため息の後に、小言と共にそれを追うメモリ。
RL > そんな二人とすれ違うブラウン。/
RL >
RL >
ブラウン > 「…………『ジ、ジ』」
ブラウン > 犯行声明の時に名前の出ていた李……一応とは言え知り合いである彼女を尋ねて回り、
ブラウン > ついた場所がこの国際見本市会場だ。
ブラウン >
ブラウン > 助手「ゼェ、ゼェ、ゼェ…………な、夏の蟲に俺を加えて23名、ただいま追いつきました……」
ブラウン > 「ご苦労…………遅かったな」
ブラウン >
ブラウン > 入れ違いになると面倒なので、部下に目的地を告げた後に蝉の姿に戻ってここまで来た。
ブラウン > 流石に飛行する虫に追いつける人間はそうそういないだろうが。
ブラウン >
ブラウン > 助手「お、遅いて、いきなり目的地だけ、告げて、消えて、言う言葉が、それですかい!?」
ブラウン > 「………『ジジ』」/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 登場判定 <社会:N◎VA> マイナーでシティコンダクターで+1 外界3+ダイヤの3+1で7
李龍玲 > 失敗/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 登場判定 <隠れバディ><ハイロード> L3 +H5 +4 = 12 成功
冶子 >
冶子 > 「と、到着……!ゼェハァ」/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「ここが…国際見本市会場?あんまり来た事はないけど………こうしてみると広いわね」
李龍玲 > みまわしつつ「…で、被疑者は誰が確保してるの?」
李龍玲 >
李龍玲 > とりあえずその、例の現場のブースに行こうか/
李龍玲 >
李龍玲 >
ブラウン > 「………………来たか」 助手「え?あ、ホントだ」
ブラウン > さて、二人が会場に入ると怪人蝉男とか怪人蜂男とか怪人蟷螂男とかの
ブラウン > あからさまに怪しい集団がいるわけだが。/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 出たなゴルゴム!!
李龍玲 > 「よし、見つけたわ。早速本部に連絡を……」/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「あ、アレがテロリスト……って、あれ? ちょっと多すぎません?」
冶子 > …いや、確かに怪しいけど。本当のテロリストならそんな怪しい恰好はしないだろう。
冶子 > つまりシロだ。多分。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「ちょっ、待って待って通報しないでお巡りさん!?」
ブラウン > 夏の蟲「た、確かに俺達は爆破工作が専門だけど……」
ブラウン > 「というか、それ以前の問題なのではないか?」
ブラウン > 「…………『ジ、ジ』」
ブラウン >
ブラウン > ……周囲の目線が妙に痛いのはわかっていた。ブラウン以外は。
ブラウン > (ブラウンは対面をあまり気にしない。だって人外だもの)/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > フォローしておこう。
李龍玲 > 冶子に「冗談よ。色々胡散臭いけど……ああ見えてニューロタングでおkだから」と言っておく
李龍玲 > 「それにしても、こんな時期にモーターショーもないでしょうに。それともやっぱり………」じろりと助手を睨んだ/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「……ホッ……じゃない! 時間ないんだった!」
冶子 > 「落ち着け……こんな時こそ何かを腹に入れて落ち着くんだ……食事は荒んだ心をいやしてくれる……」
冶子 >
冶子 > 腰に付けていた小さなポシェットから、ポシェットより二まわりは巨大なタッパーを取り出す。
冶子 > 中には多種多様な果物と白くて四角い塊をシロップ漬けにした物がみっしり詰まっている。
冶子 > いわゆるフルーツポンチ、と呼ばれる物だ…
冶子 > PERベリーを“いただきます”。
冶子 > さらに経験点を消費して技能・アウトフィットを取得。
冶子 > ハイランダー:アヴァター+1(10) バーンアフターライフ:贔屓の一品(3) 贔屓の一品(5) 計18点消費
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「いやいや違いますって!李さん探してたんですよオレ達っ!」
ブラウン > 助手「詳しいことは言えませんけど、今回の爆弾事件を処理するよう命令が下ってまして……」
ブラウン > 助手が弁明をしている最中、ブラウンは見た。見てしまった。
ブラウン >
ブラウン > 「(なんだあれは……一体何が起こっているんだ……ッ!?)」
ブラウン > 物理法則を色々無視した1人の“修羅(グルメハンター)”の姿を……ッ!/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 「…………まあ、そういうことなら。あんまり現場をかき回さないで頂戴ね?」
李龍玲 > 親しい間柄という訳ではないが、それでも知らない間柄でもない
李龍玲 > とりあえず釘を刺すと、改めて会場内を見回して、ブースを探そう
李龍玲 >
李龍玲 > 「…それはそれとして、なんで私を…ああ、あの放送のせいね……」/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > フルーツポンチ(とカブトから分捕った経験点)を食べてパワーアップ!
冶子 > 落ち着きを取り戻した事で<知覚>に+1の修正を得た。
冶子 >
冶子 > 「……あ、龍玲さんもどうぞ。」
冶子 > ポシェットの中から妙に高級そうな栄養ドリンクを取り出して差し出す…
冶子 > 歩きつつ“贔屓の一品”の効果を使用。ジョーカーを李龍玲に渡します。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「ああ、理解してもらったようで安心しました…ええ、李さんの側にいた方が目的達成が早そうだったんで」
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > なん…だと…>ジョーカー ありがたく貰おう。貰った分どれか一枚捨てればいいのかなこれは
李龍玲 >
李龍玲 >
ブラウン > 「…………………………『ジジジ』」
ブラウン > 助手「あ、俺達数はいるんで、ジャンジャン有効活用して下さいね。頑張りますから!」
ブラウン >
ブラウン > とまぁそんな感じで、夏の蟲達は様々なブースに散らばっていく。
ブラウン > 流石に22以上のブースはないだろう。車は寡占市場だし。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 【ダニエル】
RL > 『おいおい、いつの間にか愉快な仲間たちが増えてるじゃないか』
RL >
RL > 通信の小窓(ポップアップ)に現れたダニエルがブラウンたちを見て言う。
RL > が、今は少しでも人手が欲しい時だ。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『被疑者への対応は別の警官に当たってもらってる。お誂え向きの二人がこの場に居たんでな。
RL > しかし…中々にいいもんだなこりゃ。眼福眼福。流石のお前さんも形無しだな』
RL >
RL > その後、通信システムを通して、会場の様子を把握。コンパニオンたちの尻を見、がははと笑う。
RL > 数刻後、ブラウンの放った夏の虫の情報によると、あるブースのModel.XXに爆弾が仕掛けたらしいことがわかる。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『見つけたぜ。爆弾はどうやらあの車に仕掛けられているようだ』
RL > Model.XXの周りでは、モンツァの社標(ロゴ)が印刷(プリント)された、セクシーな衣装のコンパニオンたちが、
RL > 報道機関(プレス)のトーキーに、その性能(スペック)の説明を行なっている。
RL > と、一人のコンパニオンが内部の撮影のために、ドアノブに手をかけた。
RL >
RL > 【ダニエル】『!?』
RL > 【ダニエル】『龍玲止めろ!起爆スイッチがノブに連動しやがる!!爆発するっ!!』/
RL >
RL >
李龍玲 > 「そういうのは早く言ってよね!!」
李龍玲 > 取り押さえようか。運動で判定かな
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【ダニエル】『こっちだって精いっぱいだ!頼むぞ!』
RL >
RL >
RL > ◆爆発の阻止 その1
RL > <運動>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 10:成功
RL >
RL > ※失敗時ペナルティ:山札2枚分のダメージ
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > では、判定をどうぞ。ひとり成功でクリアです。/
RL >
RL >
李龍玲 > じゃあ<運動>で
李龍玲 > 生命8+ダイヤ7 スート合わず。失敗
李龍玲 > ダイヤ7じゃない、ダイヤのJ/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > パス。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > マイナー:アニマルモード起動
ブラウン > 【生命】<交渉> 6+1+1+2+H2=12
ブラウン >
ブラウン >
ブラウン > 「『ジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジ』」
ブラウン > 「『ジジジジジジ』」「『ジジジジジジジジ』」「『ジジジジジジジ』」
ブラウン > 「『『『『『『ジジジジジジジジジジジジジ』』』』』』!!!」
ブラウン >
ブラウン > ただ、鳴き声をあげる。それに夏の蟲達が共鳴し、大きな大きな鳴き声をあげる。
ブラウン > かなりの騒音だ。それも不快な。咄嗟に動きが止まるだろう。
ブラウン > そうして動きの止まったコンパニオンに助手が近寄り、動きを止めるだけでいい。
ブラウン >
ブラウン >
ブラウン > 助手「あー、失礼お嬢さん。ちょっと動きを止めてもらいたいんですよ。別にテロとかじゃないんでご安心を」/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > 「ちょ、何なのよこれー!」
冶子 > 騒音の直撃を受けた冶子にできる事など……ない/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「どうみても、テロよねえ。これ」指で耳を塞ぎつつぼやく
李龍玲 > とりあえず自分も車に近づこう
李龍玲 > コンパニオンを離すと、ハンドサインでブラウンに音量をさげさせてから質問
李龍玲 >
李龍玲 > 「これ、キーは?燃料は入ってる?」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 判定成功です。
RL > 突如響き渡った音響(ノイズ)に、ブースに居た者たちが一斉に耳を塞ぎ悶絶する。
RL > その間に目的の車まで到達するブラウン、龍玲、冶子。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『本当に面白いお友達(バディ)だな、こりゃ』
RL > 音響(ノイズ)の終了を確認して通信の音量(ボリューム)を元に戻す。
RL >
RL > 【ダニエル】『間一髪ってところか。さあ、本番はここからだぞ』
RL >
RL >
RL > 「え、あっ…えーと」
RL > フラフラと立ちあがったコンパニオンが、朦朧と龍玲に応じる。
RL >
RL >
RL > ◆爆弾の解体 その2
RL > <白兵><製作:武器>
RL > <コネ:ダニエル>
RL > <社会:軍事、テクノロジー>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > ▽ダニエルのサポートがある場合
RL > 20:成功
RL > ▽ダニエルが不在の場合
RL > 27:成功
RL >
RL > ※失敗時ペナルティ:山札2枚分のダメージ
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > では、判定をどうぞ。ひとり成功でクリアとなります。/
RL >
RL >
ブラウン > 判定をパスします。/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > じゃあパスで…/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 『何をしている。“謎”を前に足踏みする馬鹿がいるか。このナメクジめ。』
冶子 > 頭の中で、知らない誰かが叱責する。
冶子 >
冶子 > マイナー:ハイランダー:アヴァター(2/3)を使用→指定:<身体記憶>
冶子 > <身体記憶><ハイロード> R5 +S7 +4 =16 <製作:爆発物>の代用として判定
冶子 >
冶子 > スルっと車の下に潜り込んで何かゴソゴソやり始める。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 夏の蟲が治子の判定に対し、<アドバイス>の使用を宣言します。
ブラウン > 【理性】 4+S6=10/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > <製作:爆発物>じゃなくて<白兵>の間違いだ。うん。/
冶子 >
冶子 >
RL > 了解です。解除成功!
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『ニューロ!お疲れさん!見事だったぜ、お嬢ちゃん』
RL > 【ダニエル】『ん?なんだこりゃ、メッセージ?……クソッ、ふざけやがって!!』
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ┏―――――――――――――――――――――――――――――――――┓
RL > │ 『>>>>>[ メッセージデータを再生します ]<<<<<』 |
RL > │―――――――――――――――――――――――――――――――――|
RL > │ |
RL > │ 『やあ、お友達(バディ)。 |
RL > │ |
RL > │ 再びキミたちと相対できた幸運を、聖母に感謝する。 |
RL > │ 私の作品たちはどうかね?どれも一筋縄ではいかない自信作だ。 ...|
RL > │ 君たちが辿りつけた爆弾はこれでいくつ目だろうか?2つ?3つ? ..|
RL > │ まさかこれが最初ということはあるまい?時間はないぞ。 ..|
RL > │ せいぜい公僕(イヌ)としての責務を果たしたまえ。 .|
RL > │ |
RL > │ 今度の犠牲者は、“あの時”以上になるだろうからな。 ...|
RL > │ |
RL > │ |
RL > │ トーマス・“クロックワーク”・クライン』 |
RL > ┗―――――――――――――――――――――――――――――――――┛
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 怒りとともに操作卓(コンソール)を叩き(タイプ)、爆弾に組み込まれていたメッセージを龍玲にも送信する。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『とりあえず、これで1つか。龍玲、お前さんたちはここを離れてくれ。
RL > 応援を呼んだ。あとは彼女たちに任せるんだ』
RL >
RL >
RL > 【レイ】「FREEZEッ!ブラックハンドだ!今からこの場は、あたし達の指揮下に入ってもらうぜ」
RL > 【レイ】(ちぇ、せっかくの非番だっていうのにさ)
RL >
RL > ボソリと呟くレイ。その脇へメモリの肘が食い込み咽る。
RL >
RL >
RL > 【メモリ】
RL > 「お疲れ様です。ブラックハウンド機動捜査課、メモリ巡査と、
RL > …こちらレイ巡査。話はダニエル警部補から伺っております。事後処理は私達にお任せください」
RL >
RL > 【レイ】「けほッ… そういうこと。せっかくの休みだけど、街のピンチじゃそうも言ってられないからな」/
RL >
RL >
李龍玲 > 「悪いわね、今度何か奢るわ」レイとメモリにごめんねっ☆しないといけないよね「それにしても…………変ね」
李龍玲 > 「単に犠牲者を増やしたいとかなら、もっとたくさん仕掛けるとか、この会場自体に仕掛けるとかあるでしょうに」
李龍玲 > 「つまりこれは、何かのメッセージかヒント………ってことかしら」/
李龍玲 >
李龍玲 > 『あの時』とやらを思い出してみようか/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > では、一番関係のありそうな項目として
RL >
RL >
RL > ◆ダニエル・マクレガー のリサーチ
RL >
RL >
RL > ◆ダニエル・マクレガー
RL > <社会:N◎VA、警察>
RL > <コネ:ダニエル>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 12:退職間近のブラックハウンド爆発物処理班の警官(イヌ)。
RL > 李龍玲とともに、トーマス・クラインを逮捕した。
RL > 17:???
RL > 18:???
RL >
RL >
RL > では判定をどうぞ
RL >
RL >
李龍玲 > マイナーでフラバ 銀の目 生命+2 <社会:>+1 <社会:N◎VA>で判定 生命8+2+ハート7+1=18/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 了解です。では、全ての情報が開示されます。
RL >
RL >
RL > ◆ダニエル・マクレガー
RL > 12:退職間近のブラックハウンド爆発物処理班の警官(イヌ)。
RL > 李龍玲とともに、トーマス・クラインを逮捕した。
RL > 17:一度だけ過去にミスを犯し、多くの被害者を出してしまった。
RL > 18:現在、N◎VAを騒がせている“爆弾魔(ボマー)”の情報は、
RL > 全てダニエルの元に集まってきている。
RL > ⇒【N◎VA市内に仕掛けられた爆弾】
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上が◆ダニエル・マクレガー に関する情報の全てです。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「……………頼むわよ、ダニー。あんたのこと…信じてるから」/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「……ナメクジ、か。」
冶子 > 「そうだね。こんな所でバタバタしてる暇なんて、ないよ。」
冶子 > 車の下から出て来る……と、また何か怪しげなメールだ。
冶子 >
冶子 > ◆トーマス・クライン についてリサーチ/
冶子 >
冶子 >
RL > では、◆トーマス・クライン についてのリサーチです
RL >
RL >
RL > ◆トーマス・クライン
RL > <社会:ストリート、警察>
RL > <コネ:ダニエル>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 14:1年前に逮捕された“爆弾魔(ボマー)”。筋金入りの異常者(サイコ)で、
RL > 爆弾を一種の芸術だと思い込み、変質的にその技術を磨いていた。
RL > 17:爆弾の技術には絶対の自信を持っている。
RL > トーマスの爆弾を解体できるのはダニエルしかいない。
RL > ⇒【ダニエル・マクレガー】
RL > XX:???
RL > XX:???
RL > 制(P13):トーマス・“クロックワーク”・クライン ♂ 39 タタラ◎
RL > 連続爆弾魔。過去にイワヤト・ビル爆破を計画していた。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > となっています。では、判定をどうぞ
RL >
RL >
冶子 > <隠れバディ><ハイロード> M6 +D9 +4 +報酬点2点 =21/
冶子 >
冶子 >
RL > なん、だとっ。では、以下の情報が開示されます
RL >
RL >
RL > ◆トーマス・クライン
RL > 14:1年前に逮捕された“爆弾魔(ボマー)”。筋金入りの異常者(サイコ)で、
RL > 爆弾を一種の芸術だと思い込み、変質的にその技術を磨いていた。
RL > 17:爆弾の技術には絶対の自信を持っている。トーマスの爆弾を解体できるのはダニエルしかいない。
RL > ⇒【ダニエル・マクレガー】
RL > 19:何者かが護送車を襲い、脱獄させた。
RL > ⇒【ヴィタリー・タスタロフ】
RL > 20:イエローエリア・新宿インペリアルパークにて、それらしき人物の目撃情報を確認。
RL > →『新宿インペリアルパーク』
RL > 制(P13,M19):トーマス・“クロックワーク”・クライン ♂ 39 タタラ◎
RL > 連続爆弾魔。過去にイワヤト・ビル爆破を計画していた。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ◆トーマス・クライン に関する全ての情報が開示されました/
RL >
RL >
冶子 > 「……………………」
冶子 > 「……ハッ。」
冶子 > 茫然自失とはこの事だろうか。
冶子 >
冶子 > 「……な、なんか新宿インペリアルパークにトーマス・クラインの目撃情報があったとかってメールが……」/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「うわ、悪趣味だねぇ爆弾魔。……にしても、どうも5つの爆弾は囮くさいなぁ。本命はイワヤトですかね」
ブラウン > 夏の蟲「まぁ、同じ爆弾を扱う者として、気持ちはわからないでもないが」
ブラウン > 「……合法で満足できなくなったんだろうな」
ブラウン >
ブラウン > 「………『ジジジジ』」
ブラウン > さて、そろそろ黒幕の居場所を割り出したいところだな。【ヴィタリーのアジト】についてリサーチ/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。では、◆ヴィタリーのアジトについてのリサーチ
RL >
RL >
RL > ◆ヴィタリーのアジト
RL > <社会:ストリート、警察>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > XX:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上、ひとつの情報項目が存在します。では判定をどうぞ/
RL >
RL >
ブラウン > 【感情】<社会:ストリート> 5+ジョーカー(CA相当)=21(固定値)/
ブラウン >
ブラウン >
RL > !?了解です
RL >
RL >
RL > ◆ヴィタリーのアジト
RL > 21:レッドエリア・中華街にあるホテルがヤツのアジトだ。
RL > →『中華街』
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上が◆ヴィタリーのアジトの情報の全てです/
RL >
RL >
ブラウン > 「…………黒幕は、レッドの中華街」
ブラウン > まぁ、まずは爆弾の処理が先だろう。奴らの目的が何にせよ、目先の問題を解決しないわけにはいかない。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 【メモリ】「そんな、お礼だなんて。当然のことです」
RL > メモリが龍玲とやりとりしている間…。
RL >
RL > 【レイ】
RL > 「て、おい待ちな!どさくさに紛れて逃げようったってそうはいかないぞ!このテロリストどもめ!」
RL > 夏の虫の一人が首根っこを掴まれたりなんだり。斬魔刀をブンブン。
RL >
RL >
RL > そして冶子は次なる目的地を示す。謎のメールに導かれるままに。
RL > ふと、龍玲は胸騒ぎを覚える。とてもよくない事が起こるような、そんな流れに自分たちが飲み込まれていく感覚。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――――
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「……なんとか押さえたか。だが残りは3つ。先は長いな」
RL > ブラウン、龍玲、冶子たちを映す画面(モニタ)の前で、一枚のホロを取り出す。
RL > 画面(モニタ)の光に照らされたそれを見、ダニエルの顔は蘇る後悔と怨嗟に曇る。
RL >
RL > 【ダニエル】「二度と負けはしない。トーマス、貴様だけには」
RL > そして舞台はイエローエリア・新宿インペリアルパークへと移り変わる。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/八重垣・冶子 登場判定/<社会:N◎VA、ストリート>10
RL > Research_Scene05 【シーンタロット:カリスマ / イエローエリア:新宿インペリアルパーク】
RL > −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
RL > 備考1:N◎VAに仕掛けられた爆弾は【残り:3つ】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > 新宿インペリアルパーク――。
RL >
RL >
RL > 休日の今日、パーク(公園)内は人で込み合っていた。
RL > とりわけ多いのは家族連れだ。なぜかと言えば、パーク(公園)内に併設された動物園で、
RL > 夏(シア)から寄贈された天然物のパンダの、記念すべき公開イベントを行なっているからだ。
RL > この夏(シア)との外交に際し、司政官がその辣腕を振るい取引をまとめたという話だが…。
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――――
RL >
RL > 【稲垣光平】
RL > 「おまえら、もうすぐパンダくるぞ。よかったなあ。パンダくるぞパンダ(腕を組みながら斜めって」
RL > 背後には裏取引を思わせる夏(シア)の調度品やら財宝の山が…。
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――――
RL >
RL > そんな絵が思い浮かぶかもしれない。それはともかく……
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > * * *
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 目的のモノは無造作にゴミ箱に突っ込まれていた。平和な日常をおびやかす恐怖――爆弾だ。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『ちょいと待ちな!』
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『こいつは連動式だな。どこかにいるコイツの恋人を、同じタイミングで解体してやる必要がある。
RL > トーマスめ、俺たちを試していやがるんだ。今、そいつが出している電波の経路を辿る』
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『見つけたぞ。同じ公園(パーク)内にあるみたいだ。アドレスを送る。
RL > だが、コイツはもっていけそうもないな。振動感知センサーがついていやがる。クソ』/
RL >
RL >
李龍玲 > 「同時に二つ、解除しなきゃいけないってこと?」額を押さえる「参ったわね………」/
李龍玲 >
李龍玲 >
ブラウン > 「………『ジジジジ(待機、別動の二班に分かれろ)』」
ブラウン > すぐさまリンクスで部下に命令を下し、自分はこの場で待機する。/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > 「パンダか……のんびり見てる暇はないけど、でもやっぱり見たかったなー……」
冶子 > 家族連れやらカップルやらで賑わっている園内を見ながら、溜息を吐く。
冶子 >
冶子 > 「……いや、ボケボケしてる場合じゃないよね。うん。」
冶子 > さっさと終わらせて、ジェイミーと一緒に見に来よう。
冶子 > その為には……できるだけ多くの人間に活力を持ってもらう必要がある。
冶子 >
冶子 > 「……よし。ここは一つ、団結力を深める為にも……」
冶子 > パタパタ駆け回って、“夏の蟲”に栄養ドリンクを配布……“贔屓の一品”を使用→ブラウンにハートのエースを渡す/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「オーケー、こっちは私がなんとかするわ…この型なら、前にも似たのを見たことあるし」ぼやく
李龍玲 > 「……前のとそんなに変わってなきゃいいけど」/
李龍玲 >
李龍玲 >
ブラウン > 助手「それじゃあ、もう一個の爆弾は俺達がやってきます。……あ、どうもお嬢ちゃん」
ブラウン > 11名の夏の蟲達(と助手)は、治子に軽くお礼を言いながらストローでドリンクを啜り、爆弾の下へ走って行った。/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > ……さすがに、疲れた。
冶子 > 午後からこっち、異常事態の連続で溜まった疲労が一気に襲ってきた。
冶子 > へなへなと地面に座り込む。/
冶子 >
冶子 >
RL > 【ダニエル】『そういうこった。タイミングはこっちで取る。
RL > お嬢ちゃんやセミのあんちゃん達にも手伝ってもらう必要があるな』
RL >
RL >
李龍玲 > 「ありがと、っていうか…あんたには助けてもらってばっかりね」苦笑/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 李龍玲に向け。
RL > 【ダニエル】『よし、愛しい恋人たちの待ち合わせ(ランデブー)は、お互いを静めてやってからだ』
RL >
RL > 冶子・ブラウンが目の前の爆弾解体の準備にかかる。
RL > どうでもいいが、改めてそのセミ怪人たちに一人きりで囲まれるというのはどうだろう?
RL >
RL > 李龍玲は半数の夏の蟲たちを連れ、花が咲いた木の甘い香りが漂う公園(パーク)内を行く。
RL > 途中、すれ違う人々は実に様々な表情を見せていた。
RL > 公園(パーク)内を流れる川や遊具で遊ぶ子供たち。
RL > カブキの出し物を驚きと共に観賞する人々。
RL > 陽光の下で弁当を広げ笑いあう家族(ファミリー)。
RL > みな、この安息日を謳歌している表情で李龍玲の視界から消えていった。
RL >
RL >
RL > 新宿インペリアルパーク内の広場、電波の発信源であるベンチ。
RL > そこに座っていた、頭上に髪飾りのようにミラーシェードをかけた少女が、
RL > 足元のバッグに気づき、それを拾い上げようとする。
RL >
RL >
RL > ◆爆発の阻止 その2
RL > <運動>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 12:成功
RL >
RL > ※失敗時ペナルティ:山札2枚分のダメージ
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > では、判定を/
RL >
RL >
李龍玲 > おっと、これは助かる><運動>
李龍玲 > <運動>で判定 生命8+ハートの6=14
李龍玲 > 滑り込んで女の子ごとベンチを救うように蹴り上げるとバッグをどかして、
李龍玲 > 落っこちてきた女の子は姫抱っこして元通り座らせる
李龍玲 > 「ゴメンねっ☆」片手を立てて拝んで謝って、バッグを持ち去ろう/
李龍玲 >
李龍玲 >
ブラウン > 助手「キャー李さんステキー!」/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 【??】「え?うわ、ブラックハウンド」
RL > 驚きの声と共に視界が目まぐるしく変わり、元のベンチへ。
RL >
RL > 【??】
RL > 「待った(カット)、待った(カット)!
RL > 話が全然見えないし、いきなり蹴りあげておいて「ゴメンねっ☆(似てる」はないでしょ!」
RL > 逃がさない。あと爆弾を持ち運ぶのは危険だ。
RL > そしてその頃、冶子・ブラウンは……。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > * * *
RL >
RL >
RL >
RL >
冶子 > 微妙に気まずいので、とりあえず何か食べる事にした→ポシェットから
冶子 > 「今日から出来る虫ライフ!」とか「天然樹液成分配合!」とか
冶子 > 書かれた謎の栄養ドリンクがこぼれた(今ここ)
冶子 >
冶子 > 「……ブラウンさん、こう言うのって飲みます?」/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 「…………………………主食」
ブラウン > 夏の蟲「ああ……そういえばよく飲んでますよね、樹液」「甲虫用のゼリーとかも……」
ブラウン > 当然だが今のご時世天然樹液は高い。嫌な世の中である。/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > あー、思い出した……確かジェイミーがM○●Nに旅行に行った時、冗談半分で御土産に持ってきたんだっけ……
冶子 > 賞味期限チェック。よし。BIOSのパッケージに隙はない。あと1年は持つ。
冶子 >
冶子 > 「よろしければどうぞ。私はどうせこれ一本でどうにかなるわけでもありませんし。」
冶子 > なお、ごく普通の“バンクィット”相当品としておく。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 「……………………………感謝」
ブラウン > 静かに感謝して受け取る(ブラウン的には最大限の感謝である)と、
ブラウン > 口吻(虫が持ってるストロー状のアレ)を使って謎の栄養ドリンクを飲む。
ブラウン >
ブラウン > (これに気付ける人間など世界に数人もいないだろうが)至福の表情である。
ブラウン >
ブラウン > マイナー:戦旗起動
ブラウン > メジャー:パンクィットを食べる。指定する業界社会は<社会:企業>で。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。では、<社会:企業>に+1のボーナスが付与されます/
RL >
RL >
冶子 > 人間の目には、虫の顔なんてみんな同じに見える物だ。……普通は。
冶子 >
冶子 > 「……また機会があったら、買ってくるように頼んで見ます。」
冶子 > ……何となく浮世離れした感はあるが、多分“そういう人”なのだ。
冶子 > さて、場の空気も程良く解れた所で……問題の爆弾だ。
冶子 > ……意識はある。身体も動く。と言う事は……頼りにはならない、と言うことだ。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 「………………感謝」
ブラウン > なんとなく、助手を思い出す。……怪人蝉男に好んで近寄ろうとする人間など、そうはいないのだ。
ブラウン > 夏の蟲「さて……そろそろ向こうも爆弾を見付けたでしょうか」
ブラウン > 夏の蟲「では、我々の出番が近いということだな」
ブラウン > 「爆弾の扱いなら専門だ。爆弾魔の作品をブチ壊せるとは、腕が鳴る」
ブラウン >
ブラウン > 「…………『ジジ』」/
ブラウン >
ブラウン >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > * * *
RL >
RL >
RL >
RL >
李龍玲 > 「じゃ、いくわよ。タイミングを合わせて……」解体開始「さて、あんたの中身、見せてもらいましょうか」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > では、判定です
RL >
RL >
RL > ◆爆弾の解体 その3
RL > <白兵><製作:武器>
RL > <コネ:ダニエル>
RL > <社会:軍事、テクノロジー>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > ▽ダニエルのサポートがある場合
RL > 19×2:成功
RL > ▽ダニエルが不在の場合
RL > 26×2:成功
RL >
RL > ※失敗時ペナルティ:山札2枚分のダメージ
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > では、判定をどうぞ/
RL >
RL >
李龍玲 > <白兵>+<社会:警察> 過去のデータを引き出しそれを手がかりに解体
李龍玲 > 理性7+スペード9+ワークスボーナス+3で=19丁度/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > “マッドストマックス”使用→シーン中あらゆる判定の達成値+1/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 夏の蟲で判定。【生命】<爆破工作> 2+3+HA=21(固定値)/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。二人とも判定成功、クリアです。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『爆弾は一種の哲学だ。わかってるな、みんな気を落ちつけていけ』
RL > 【ダニエル】『……いいか、1,2……さんっ!』
RL > 【ダニエル】『よし終わった!』
RL >
RL >
RL > 【??】「ちょっと!無視すんな!」
RL > それぞれ爆弾の解体にかかる。見事に同時解体に成功した。
RL > そんな李龍玲と夏の蟲たちの後ろから抗議の声が/
RL >
RL >
李龍玲 > 「………?」振り返ろう/
李龍玲 >
李龍玲 >
ブラウン > 助手「李さんマジステキー!惚れちゃうー!……と、どうしたんだいお嬢さん」
ブラウン > 後ろで囃し立てていた助手も振り返ろう。/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > メシを食べて元気百倍! になったので、龍玲の所まで様子を見に来た。/
冶子 >
冶子 >
RL > 振り向けば、先の少女がカメラ片手にこちらを録画中。
RL > どうやら見た目(ペルソナ)的に、トーキーのようだ。
RL > ショートカットの髪に動きやすそうなジャケット、デイバッグを腰から下げている。
RL >
RL >
RL > 【??】
RL > 「いったい全体なんなのさ!
RL > いきなり現れたと思ったら人の事を蹴るわ、無視してガチャガチャしだすわ。
RL > 一市民として説明を要求するわ」
RL >
RL > カメラがその場にいる団体をズーム。怪しい映像だ。
RL > 特にこの女性隊員を囲む連中なんて尋常じゃない…。
RL > ただごとではない雰囲気。
RL > 解体した爆弾を持ち、龍玲たちの元にやってきた冶子とブラウン。
RL > なにやらトーキーに詰め寄られている。/
RL >
RL >
冶子 > ……なんでやねん。
冶子 > いや、なんでとかそうじゃなくて。何この状況。どう収拾付けんのこれ。
冶子 > って言うかあなたイヌでしょ!なんであっさりトーキーに絡まれてるんですかァーッ!
冶子 >
冶子 > 「………………引き返しますか?」/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 夏の蟲「なんだなんだ?」「どうした?」「トーキー?」「なんだトーキーか」
ブラウン > 「どうしたお嬢さん」「どうしたカワイイお嬢さん」
ブラウン > ぞろぞろと現れる怪人蟲男達。その数総勢23名。サッカーチームを2つ作っておつりが来る人数である。
ブラウン >
ブラウン > 助手「あーちょっとカメラはやめてくださいよ、こっち恥ずかしがりやの人いるんですからー」
ブラウン > さりげなく助手がカメラを塞ぎつつ、23名の蟲男達が少女に対して思い思いの対応をする。凄まじい光景だ。/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 「ふっ……………細菌の若い子は甘いわね」『トーキー』の子の剣幕を、指を突きつけて黙らせよう
李龍玲 > 「メディアに関わる人間が、自分で調べたり考えたりもしないで説明を要求なんて……」
李龍玲 > 最近
李龍玲 > 「まあ………それでも教えて欲しければ教えてあげるけど?ブラックハウンドは市民の皆さんの味方だし」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【??】「えぇ〜… ニューロ」
RL > ふーえーてーるぅぅぅっ。さらに現れた集団に若干ビビり気味。
RL > と、龍玲が持っている構造物と、今現れた集団が持ってる構造物を目ざとく見つける。
RL >
RL > 【??】「待った(カット)、あたしには聞く権利がある!はず!…たぶん!」
RL > 夏の蟲たちの妨害を<すり抜け>ようとする。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『おい、龍玲。もしかしてそこにいるのって、あの“プロムナード”のユエか?』
RL >
RL > 【??】「と、そっか」
RL > 持っていたデイバッグからカードケースを取り出し、名刺(ホロ・カード)を全員へ。
RL >
RL > 【??】「“散歩道(プロムナード)”パーソナリティ、ユエ(坂本友恵)。よろしくっ」
RL > キラリと頭の上にかけたミラーシェードが光る。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『ニューロ!龍玲、悪いがユエにいつも応援してるって言っておいてくれないか?
RL > ペルソナ・リポート事件での、アンタたち親子のトーキーとしての生き様(スタイル)には感動したってな』
RL >
RL > 【ユエ】
RL > 「ふふんっ、駆け出しとはいえ、この“プロムナード”を甘く見ないでもらいたいわね。
RL > あたしの見立てでは、その構造物があやしい!どう!」
RL > チッチッチッその後ビシッ。
RL >
RL > 【ユエ】「ほんと!?ニューロ!いよっ、お姉さん最高!では…」
RL > 【ユエ】「どうぞ(キュー)!」
RL >
RL > カメラがアップで李龍玲を映す。/
RL >
RL >
冶子 > 「……そ、それじゃ後宜しくね助手さん!」
冶子 > こうしている間にも刻一刻とタイムリミットは迫っている。こんな所で時間を食ってる暇はない……
冶子 > 食べるのは御飯だけで十分だ。
冶子 > そしてこう言う時はとりあえず助手さんに任せればいいって天の導きが言ってたから助手さんがんばれ。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「えっ、なんか丸投げされた!?」
ブラウン > 助手「ま、まぁ李さんが説明してくれると思うけど……というか明らかにカメラ李さんしか映してないし!」
ブラウン > 助手「…………あ、とりあえず彼らの頭はただのファッションなんで深い意味ないです、はい。いやマジで」
ブラウン > 一方ブラウンは夏の蟲達に紛れていた。木を隠すなら森の中、という奴である。隠れる意味あんまりないけど。/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 「ダニー、そんなもん自分でいいなさいよ…」ためいきをついて
李龍玲 > 「爆弾よ。ちなみに犯人はリニアにしかけて犯行声明出したやつと一緒。ここまで言えば…後は解るわよね」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【ダニエル】『俺はこう見えてもシャイなんだよ。な、頼む!あとサインをだな…』
RL > の割には、李龍玲に対しての接し方はアレである。そして徐々に要求がエスカレートしている。
RL >
RL >
RL > 【ユエ】「いま街を騒がせている“爆弾魔(ボマー)”の!?」
RL > 悲鳴に近い声をあげる。しかしその声色は、恐怖ではなくむしろ好奇にあふれていた。
RL >
RL > 【ユエ】「ニヒヒ、まさかこんな特ダネが転がりこんでくるなんて。
RL > ん?でも、犯行声明から結構時間がたってる割には、被害が出たって話は聞かないわね」
RL > 思案中。ユエが黙り、この話にも一区切りがついたかと思うと…。
RL >
RL > 【ユエ】
RL > 「ちょっと待って(カット)!わかったわ。
RL > もしかして、あなた達が、対“クロックワーク”の為に組織された精鋭チームということね!」
RL > そしてポンッと手を打つと納得。なるほど、この妙な頭の人たちも、
RL > きっとこの作戦に関して、何か意味があってこんなデザインの頭を。再び李龍玲にズーム。
RL >
RL > 【ユエ】
RL > 「あなたが隊長よね?この街を守る正義の味方として、これを見てるかもしれない犯人へ一言!」
RL > カメラのフォーカスがまず冶子を、そして夏の蟲たち(ブラウンはうまく隠れた)を順々に映し、最後に龍玲へ向けズーム。
RL > 手で秒読み(カウントダウン)の合図(ジャイヴ)をし…
RL >
RL > 【ユエ】「はい、どうぞ(キュー)!」/
RL >
RL >
李龍玲 > 「最近じゃスケベのことをシャイっていうの?はぁ…仕方ないわね……」ダニエルに呆れつつ
李龍玲 > 「トーマス、あんた刑務所暮らしで腕が鈍ったんじゃないかしら?
李龍玲 > 残念だけど、“あの日”よりも今回は早く解決しそうね。
李龍玲 > 直にそっちに行くから、大人しく待ってなさい」(こーゆーの苦手なのよね…)/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 何なの? 何なのよこの流れ。わけわかんないんだけど。
冶子 > ……あーもうやだ。また学校でからかわれるよこれ……
冶子 > ……と、若干沈んだ所でまたメールが届く。
冶子 >
冶子 > ◆ジェイミー・アレン についてリサーチ/
冶子 >
冶子 >
RL > 了解です。◆ジェイミー・アレン についてリサーチ
RL >
RL >
RL > ◆ジェイミー・アレン
RL > <コネ:ジェイミー>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 07:???
RL > 13:???
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上、2つの情報が存在します。では、どうぞ/
RL >
RL >
冶子 > <コネ:ジェイミー> P7 +CK +1 =18/
冶子 >
冶子 >
RL > では、全ての情報が開示されます
RL >
RL >
RL > ◆ジェイミー・アレン
RL > 07:今回は着ていく服に迷って遅刻したらしい。
RL > 現在は環状線リニアに閉じ込められ、心を押しつぶされそうな不安と戦っている。
RL > 13:キミはジェイミーの無事と、事件の解決を誓い、彼女からもらった“思い出の品”を強く握り締めた。
RL > 思い出の品【救命符 相当品 購:-/10
RL > 肉体ダメージを受けた際にそれを打ち消す。使用はオートアクション。使い捨て】を入手。
RL > アクト終了時、消滅とする。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > 以上で本アクトでのすべての情報項目は開示されました。お疲れ様です/
RL >
RL >
冶子 > メールには、大した事は書いていなかった。
冶子 > 要約すると、“とっとと片付けろナメクジめ”的な内容だ。
冶子 >
冶子 > 「……よし。」
冶子 > 騙し絵をモチーフにした髪留めを着け、そっとこの場を後にする。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「……たくましいなぁ、トーキー」
ブラウン > ……前向きに考えよう。これで爆弾の確保が楽になったはずだ。面倒だが、マイナスではないはずだ。
ブラウン >
ブラウン > 「…………………『ジ、ジ』」
ブラウン > 本日何度目であろうか。人間であればため息や吐息に当たる意味のない鳴き声が、小さく響いた。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 李龍玲の宣言にサムズアップ。
RL >
RL > 【ユエ】
RL > 「ニューロ!ご覧ください。今、N◎VAの命運は、この猟犬(ハウンド)たちに託されました!」
RL > そんな中、冶子は決意を新たにし、ブラウンは小さくため息をする。残る爆弾は2つ。さて、次は…
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/李龍玲 登場判定/<社会:N◎VA、ストリート>10
RL > Research_Scene06 【シーンタロット:カゲ / レッドエリア:中華街】
RL > −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
RL > 備考1:N◎VAに仕掛けられた爆弾は【残り:2つ】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > ホテル・和平飯店――。
RL >
RL >
RL > 中華街の中でもかなりのグレードに属するホテル。
RL > 李龍玲、ブラウン、冶子たちは今、そのオリエンタルな香りの漂う内装のロビーにいる。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――――
RL >
RL >
RL > 数刻前のことである。
RL > 李龍玲たちが中華街へ向かう途中、ダニエルから通信が入った。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『なるほど、そこがヤツらのアジトってわけか…と』
RL > 会話の途中、ダニエルのタップに新たな情報が追加される。
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『ああ、こちらにも新しい情報が入った。
RL > どうやら、新星帝都大学にも爆弾が仕掛けられてるようだ。
RL > 時間がない。お前たちはそのままヤツのアジトを押さえてくれ』
RL >
RL > √レv─w─…
RL >
RL > 【ダニエル】『学校の爆弾はどうするかって?はっ、決まりきったことさ』
RL > ダニエルがサメの様に笑う。
RL >
RL > 【ダニエル】『ここは俺の出番だろ?』
RL >
RL > √レv─w─…
RL >
RL > 【ダニエル】『任せな。頼りにしてるぜ、相棒(バディ)』
RL > ダニエルはそういい、一枚のホロを力強く握った。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――――
RL >
RL >
RL > そしてまた現在。ブラウンの部下が、それらしき男の部屋番号を割り出した。/
RL >
RL >
ブラウン > 「……………『ジジ(ご苦労)』」
ブラウン > 部下を呼び寄せてから、アジトに突入しよう。扉が開かなければ軽く爆破してしまえばいい。
ブラウン >
ブラウン > 助手「んー、罠とかあったら面倒ですが……他に手がかりもありませんしね。
ブラウン > まぁここは「特別に罠にかかってやらんでもない」精神で!」/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > 「……こ、こーいうのってアレですよね。
冶子 > 扉を開けたら黒服の怖いお兄さんがマシンガン持ってお出迎えとかそういうパターンですよね……」
冶子 >
冶子 > 妙にリアルな想像をしつつ、多分黒服の怖いお兄さんよりよっぽど凶悪な絵面の
冶子 > “夏の蟲”達の影に隠れて恐る恐る着いて行く/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「あんなこと言っといていきなりこことか、後でトーマスに恨み言言われそうねえ」
李龍玲 > 「まあ、知ったことじゃないけど………ところでダニー、今、あの中に『居る』の?
李龍玲 > 踏み込んだけど誰もいませんでしたあ、じゃお話になんないわよ」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【聖美・キーファ】
RL > 『李巡査。ダニエル警部補は、ただいま新星帝都大学の爆弾解除に向かっておりますので、
RL > 代わりに私がお答えします。電脳空間(サイバースペース)からの走査(スキャン)、
RL > 外部からの熱源感知(シーカー)の結果、指定された部屋内に、
RL > 1人の人物が存在することは確かですね。何者かの確認は…すみません、現状では不可能です』
RL >
RL > オペレーターが答える。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――――
RL >
RL > 同時刻、新星帝都大学――。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「ブツは図書館だな!」
RL > 【ダニエル】「よし、お前たちは学生たちの避難を!解体は俺がやる!」
RL >
RL > パトカーから降りたダニエルは、年季の入った声で的確に指示を出していく。
RL > そして自らが図書館に向かっていった。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > * * *
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > そんな様子を眺めていた男が一人。その、学び舎に相応しくない風体の男は、
RL > ダニエルの後を追うよう、ゆっくりと図書館へ進んでいく。
RL > 男のミラーシェードが鈍く光った。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ――――――――――――――――――――――――――――――――
RL >
RL > ホテル・和平飯店――。
RL >
RL >
RL > その扉は大方の予想に反し、抵抗なく開かれた。そう、まるで来訪者を待っていたかのように…。
RL > ホテル上層の一室で、男はソファーに腰掛け脚を投げ出し、悠然と李龍玲、ブラウン、冶子たちを迎えた。
RL > 男のミラーシェードが鈍く光った。
RL >
RL >
RL > 【?????】
RL > 「よ〜こそ。座れよ。お前らにもご馳走してやるぜ。
RL > どれがいい?ピンクの八角?青の三角?選り取りみどりさ」
RL >
RL > テーブルには、無造作に散らばる色とりどりの錠剤(タブレット)。男は顎でそれを指図する。
RL >
RL >
RL > 【?????】
RL > 「これからこの街が吹っ飛ぶところをゆっくり見物しようじゃないか。
RL > そのために一番いい部屋をとったんだ。見ろよ、ククク」
RL >
RL > N◎VAを鮮やかな夕焼け(サンセット・レイ)が包む。
RL > それを切り取る、全面ガラス張りの窓を見やり、
RL > 錠剤(タブレット)のもたらす高揚感(ハイ)と共に、喉の奥で笑う。/
RL >
RL >
ブラウン > 「……………『ジ、ジ』」
ブラウン > 助手「あ、どうでもいいんでとっとと残りの爆弾の場所とかトーマスの居場所とか吐いてもらえませんかね?」
ブラウン > 夏の蟲「早くしろよヤク中」「そういやウチの会社の爆薬どこやった?」
ブラウン > やいのやいのと侵入する怪人蟲男達。総勢23名である。……広いな、この部屋。確かにいい部屋だ。/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > 「いや、そこで喧嘩売らないで下さいよ!」
冶子 > とても自然に突っ込んだ。いや、突っ込まざるを得なかった……と言うべきか。
冶子 >
冶子 > 「あ、あー……と、とりあえずドラッグじゃお腹は膨れないんで……」
冶子 > ※一回“霞”を使ってみた所、1分で効果時間が切れた実績があります。/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「よく言うわねえ、もう半分解除されちゃってるも同然なのに」
李龍玲 > 「で………トーマスは何処?ああ、なんなら別に答えなくていいわよ。答えたくさせるだけだから」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【?????】「“警官(イヌ)”に、ああ、テラウェアの回しモンか、それに… まあいい」
RL > その場に似つかわしくない少女、冶子に目を止めるが追求はしない。
RL >
RL > 【?????】「へっ、フラれたか。お嬢ちゃんにはまだ早いのかもなぁ」
RL > テーブルの上に手を伸ばし、再び一錠を口に放る。
RL >
RL > 【?????】
RL > 「ククク、そうか。そうだったな。中々頑張ってるようじゃあないか。
RL > トーマス?……さあ、どこだったかな、あの凝り性(アーティスト)は」
RL >
RL > 【?????】
RL > 「ほう。で、どうする?俺を殺してショウを中止させるか?
RL > いや、もうお互い言葉はいらねぇな?残念だが… そうはいかない!」
RL >
RL > テーブルを蹴り上げる。李龍玲、ブラウン、冶子と男の間に舞う錠剤(タブレット)とテーブルが視界を遮る。
RL > 次の瞬間、乾いた音と共に、テーブルに銃創が出現し、気付いた時には弾丸が目の前に迫っていた!
RL >
RL >
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL > 【?????】が《神業》、《とどめの一撃(クーデグラ)》を使用します。
RL > 効果はダメージナンバー21、頭部損傷:【完全死亡】。対象はブラウン。
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > 【?????】
RL > 「ブンブン、ブンブンと、鳴きわめくにゃあ時期が早いぜ。オラ、昆虫採集だ!」
RL > 部屋中に銃弾がバラ撒かれる!?/
RL >
RL >
ブラウン > 神業《霧散(ディスアペア)》の使用を宣言します。
ブラウン >
ブラウン >
RL > 了解です。こちらは追加の神業は使用しません
RL >
RL >
ブラウン > 「………………『ジ』、『ジジ』」
ブラウン > 先行していた夏の蟲と、ブラウンの肉体に次々と弾丸が突き刺さる。
ブラウン > ……だが、おかしい。全員なんともない様子なのだ。
ブラウン >
ブラウン > 「…………………単純な、策」
ブラウン > ゴトリ、と。夏の蟲の上着がやたらと重い音を立てて落ちた。
ブラウン >
ブラウン > 「…………………………廃棄前提の鎧」
ブラウン > それは、来ていれば歩くことがやっとであろう重量の防弾チョッキ。ただ、それだけのことだ。/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > 「ふぎゃー!?」
冶子 > マヌケな声を立てて地面に丸まる……
冶子 > 銃弾が背中を掠めた! ……が、辛うじて命中はしなかった……危ない所だった……
冶子 >
冶子 > 「……し、死ぬかと思った……」/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 「これだから中毒者(ジャンキー)は………」柱の陰に潜んでやり過ごす/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【?????】
RL > 「おっと、こりゃどういう事だ?見誤ったか?酔っ払い(ハイ)すぎちまったのか?」
RL > 他はともかく、あのセミ野郎だけは確かに手ごたえがあったはずだ。
RL > あのふざけたアニマルモードの内部や身体は、鉛玉でズタズタのはず。しかしピクリともしない。
RL >
RL > 【?????】(“人間”…か?野郎……)
RL > 錠剤(タブレット)が見せる、下らない妄想(メガロ)か?
RL > そんなサイバー聞いたこともない。一瞬そんなことを考える。が、
RL >
RL > 【?????】
RL > 「……ククク、まあいい。どうせテメェらはここで終わりだ。
RL > 残念だったな?トーマスも旦那もここにゃいねーよ。
RL > ゲームのクライマックスシーンは別の場所でやるようだぜ。
RL > 俺は“カゲムシャ”さ。ついでに言うと、爆弾のひとつの管理人でもあるがな!」
RL >
RL > カゲムシャが上衣(コート)を脱ぎ捨て翻し、後方へ飛んだ。
RL >
RL > 上衣(コート)に視界を遮られた李龍玲が、次に見た光景は、
RL > つい先までヤツが立っていた空間に設置された、大型爆弾だった。
RL > カゲムシャは、いつのまにか手にしていた起爆装置のスイッチを入れ(オン)、そのまま窓に走る。
RL > これだけ大きな爆弾が爆発すれば、被害はこのフロアだけですまないだろう。
RL >
RL >
RL > ◆爆弾の解体 その4
RL > <白兵><製作:武器>
RL > <社会:軍事、テクノロジー>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > 21:成功
RL >
RL > ◆カゲムシャの逃亡阻止
RL > <運動><射撃>
RL > その他、適切な技能で判定
RL > VS:成功
RL >
RL > ※1キャラにつき判定はどちから1つまで
RL > ※爆弾の解体 その4 失敗時ペナルティ:山札3枚分のダメージ
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > では、判定する方を選択し、判定を行なってください/
RL >
RL >
ブラウン > マイナー:シックスセンス使用
ブラウン > 【生命】<交渉><狂信者><血族:化生の一族> 6+4+2+1+2+HJ=25
ブラウン >
ブラウン > さらに夏の蟲で<アドバイス>を使用します。
ブラウン > 【感情】<アドバイス> 2+C5=7 達成値が足りず失敗。/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > こちらは解体で <白兵>+<警察> さっきの爆弾のデータも利用しつつ、解体を試みる
李龍玲 > 理性7+8+ワークスボーナス+3+<アドバイス>をもらって+4=22
李龍玲 >
李龍玲 > 「時間稼ぎにしちゃ、お粗末なしろものね…これでよし!」/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「い、いいぞー!がんばれー!」
冶子 > 順番が前後するが、“夏の蟲”に<アドレナライズ> M6 +D6 =12/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > では<アドレナライズ>を受け、再度<アドバイス>。対象は李。
ブラウン > 【外界】<アドバイス> 3+D9=12/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 【オートアクション】:−−− 【マイナーアクション】:−−−
RL > 【メジャーアクション】:L9+H4=13 <運動Lv4> 【対象】:−−−
RL >
RL > では、対決はブラウンの勝利です。
RL >
RL >
RL > 【カゲムシャ】「チッ、やるじゃねぇか?だが、旦那に迷惑かけるわけにもいかないんでな」
RL >
RL >
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL > 【カゲムシャ】が《神業》、《プリーズ!》を使用します。
RL > トーマスから《タイムリー》を引き出し、相当効果で《脱出(エクソダス)》。
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > 懐から何かの構造物を取り出すと、床に思いきり叩きつける。
RL > 次の瞬間、激しい閃光と音響が鳴り響き、世界は白亜に包まれる。
RL >
RL >
RL > 【カゲムシャ】「トーマスの新作さ、アバヨ!」
RL >
RL > 気がついた時にはガラスが散乱し、カゲムシャは風を切り、夕闇の空に飛び出していた。
RL > 隣に立つ、ホテルよりも低階層のビルディングの屋上に着地すると、
RL > こちらを振り向き、余裕たっぷりに両手を広げ一礼。李龍玲、ブラウン、冶子たちを挑発する。
RL > 直後、周りを張っていたBH隊員により発砲を行なうものの、その驚異的な身体能力でビル伝いに姿を消す。
RL >
RL > あの身のこなし、おそらく全身義体だろう。
RL >
RL >
RL > 【聖美・キーファ】『爆弾の解除は成功です。お疲れ様です、李巡査』
RL > 爆弾の解体も問題なく終了した。そこへ…
RL >
RL >
RL > >> 通信確認
RL >
RL > 【ダニエル】『√レv─w─… よお、龍玲。爆… 弾は、無事解体し…たぞ……』
RL > 図書館のライブラリ棚に身を預けたダニエルが画面に現れる。
RL >
RL > 【ダニエル】『だ、が、すまねぇ……』
RL > ダニエルの額を脂汗が伝う。血色のよかったその顔は、いまや死人のように白く変わっていた。
RL >
RL >
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL > ヴィタリーが《神業》、《とどめの一撃(クーデグラ)》を使用しました。
RL > 効果はダメージナンバー20、脊髄損傷:【仮死】。対象はダニエル。
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『……やられ、たよ』
RL >
RL > 画面は視点を少しずつ下に変え、ダニエルの腹部を映す。その腹には、どす黒い血の花が咲いていた。
RL > そして、その腹を押さえている手には、一枚のホロ。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「ダニー!くっ…………これはゲームのルール違反でしょ………!!」
李龍玲 > 歯噛みして「キーファ巡査、レスキューの手配!ダニエルがやられたわ!!」
李龍玲 > ホロに目をやる/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > ……言葉が出て来ない。今日会ったばかりだけど、気さくな良い人だって事は判った。
冶子 > ……死んで欲しくない。
冶子 > けど、何もできない。私にできる事なんて……
冶子 > そう考えていると、また一件のメールが届いた。空気を読まないメールだ。
冶子 >
冶子 > 『シルバーレスキューの手配は既に完了している。
冶子 > ウジ虫が気にする事など何もない。そんな事を気にしている暇があったら――』
冶子 > 『――さっさと犯人を捕まえろ、阿呆。』
冶子 >
冶子 > 《天罰》の使用を宣言。 ダニエルのダメージをシーン終了時に治療します。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「ジーザスッ、本物のヴィタリーはそっちか!!」
ブラウン > 「…………………迂闊だった」
ブラウン > 「……………『ジジ』」/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 【聖美・キーファ】『りょ、了解です!』
RL > 事態の急転と、李龍玲の気迫に押されながらも、レスキューの手配を行なう。
RL > ダニエルは李龍玲の視線に気づく。
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『こい、つは…トーマスが小学校を爆破した、ときの…現場のホロだ。
RL > あのとき、俺は……ヤツが仕掛けた爆弾を見、抜けなかった。
RL > そのせい…で、子供たちを大勢死なせちまった……。
RL > 自分への……戒めとして、肌身離さ、ず、持っていたんだがな。
RL > おかげで、あの時の悲劇は…繰り返さずに、すん、だ……』
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『くそっ…。歳には、勝てねぇな。
RL > 目の前が……ぼやけてきやがった。老眼鏡…持ってくる…べき、だったな』
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 『時間が、ねぇ…。龍玲、お嬢ちゃん、虫のあんちゃん達、
RL > ヤツらの…本当の目的がハッキリした。今、N、◎VAの…警官(イヌ)たちは、
RL > 爆弾騒ぎで……街中に散らばっ、てる…。
RL > リニア環状線周辺にも、避難勧告が…出されている。警備を……手薄にすることが目的だったんだ』
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】『アイツは、“あきらめちゃいない”……』
RL > 【ダニエル】『ヤツ…の……トーマスの……もく、て……は………』
RL >
RL > ゴトリと音をたて、映像(ヴィデオ)が視点を変える。
RL > そのカメラは、力を失ったダニエルの手と、徐々に広がる血の海を映すのみだった……。
RL >
RL >
RL > 【聖美・キーファ】
RL > 『手配が完了しました!10分後にレスキューが新星帝都大学に到着します。
RL > たった今、現場の避難にあたっていた隊員たちを、
RL > ダニエル警部補の応急処置と、犯人確保に向かわせ…うそっ!?』
RL >
RL > 処理したデータを伝えている際、別のデータが割り込み(インタラプト)、
RL > それを見たオペレーターが驚愕する。
RL >
RL >
RL > 【聖美・キーファ】
RL > 『い、いったい誰が手配を!?李巡査、2秒後にレスキューが現場に到着します。
RL > そんな…こんなことって……』
RL >
RL > まるでこうなる事がわかっていたかの様なレスキューの到着。
RL > 手配者は不明。あまりの事態に困惑するばかりとなる。/
RL >
RL >
冶子 > 「……“機械仕掛けの神”って、知ってますか?」
冶子 > 「……学校で習ったんですけど、
冶子 > 劇を無理矢理ハッピーエンドに持って行く神様の概念が、遠い昔にあったんだそうです。」
冶子 > 「ひょっとしたら、本当にいるのかも知れませんね……神様。」
冶子 >
冶子 > ……さて、後ろは誰だか知らん謎の神様に任せるとしよう。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「……神様、かぁ……まぁダニエルさんが助かったんならなんでもいいですよ」
ブラウン > 助手「さて、まぁ予想通りと言うか5つの爆弾は囮と判明した訳ですが……」
ブラウン > 助手「……オフレコですよ。
ブラウン > 実はアイツら、ウチの会社から爆薬盗んだんですよ。“イワヤトビルをブチ壊せる”威力の奴」
ブラウン > ……多分、というか確実に、本命はイワヤトビルだろう。テロの標的としては最上だ。
ブラウン >
ブラウン > 「………………………チェックメイト」/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 「10分じゃ……え?」怒鳴りかけて困惑。だが……
李龍玲 > 「うろたえるなッ!ブラックハウンド隊員はうろたえないッ!!
李龍玲 > 誰の手配か知らないけれど、今はそんなこと気にしてる場合じゃないでしょう!」
李龍玲 > 言いつつ、冶子を拝む………この子といる時のは何故かこういう『都合のいい何か』が起きる。今回もきっとそれだろう
李龍玲 >
李龍玲 > 「こっちは容疑者の確保に向かうわ。あんたたちは引き続き、探索と市民の安全確保に集中して!」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【聖美・キーファ】『は、はい!』
RL >
RL > 【聖美・キーファ】
RL > 『すみません、取り乱しました。
RL > オペレーターがこんな事ではいけませんね。ありがとうございます、李巡査』
RL >
RL > 【聖美・キーファ】『ダニエル警部補の搬送完了しました。これなら…っ』
RL > オペレーターの表情は明るい。きっと大丈夫だ。
RL >
RL > 【聖美・キーファ】『了解です。最善を尽くします。そちらもお気をつけて……』
RL >
RL >
RL > 5つの爆弾は囮(フェイク)だった。
RL > 彼らの演出(プロデュース)した“ゲーム”の、本当の標的(ターゲット)はイワヤト・ビル!
RL > 李龍玲、ブラウン、冶子は、このN◎VAを象徴する黒き柱を目指す。
RL > そこで待ち受けているモノとは……。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/ブラウン 登場判定/不要(自動登場)
RL > Climax_Scene01 【シーンタロット:トーキー / ホワイトエリア:イワヤトビル】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > 地下駐車場――。
RL >
RL >
RL > 本来は一般人は立ち入ることすら不可能な聖域(サンクチュアリ)。
RL > 遮光硝子のブラックマントを被った、N◎VAを象徴する超高層ビル・イワヤト。
RL > それこそが、N◎VAのすべてを巻き込んだ死のゲームの、真の標的(ターゲット)だった。
RL >
RL > 警備員(セキュリティ)たちは異変を知らせる間もなく殺され、亡骸を横たえている。
RL > 配下の中心に立つミラーシェードの男が、こちらに銃口を向け待ち構えていた。
RL >
RL >
RL > 【ヴィタリー】「やるじゃないか?“ゲーム”の本当の目的(ゴール)に気づくとはな」
RL >
RL > 【ヴィタリー】
RL > 「ところでどうだ?一緒にこのイワヤトが吹き飛ぶさまを鑑賞する気はないか?
RL > こいつが吹き飛べば、このニューロエイジも少しは変わろうってものさ」/
RL >
RL >
冶子 > 「……ひどい。」
冶子 > この人たちにも家族がいた。日常があった。帰りを待つ人々がいた。
冶子 > ……頭の中で、知らない誰かが怒り狂っている。
冶子 >
冶子 > 「こんな事をして何が変わるって言うの!? 何を変えようっての!? ふざけるのもいい加減にして!」
冶子 > ……そして何より、私が怒り狂っている。/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「流石にそれは給料カットとかクビとか、それどころじゃ済みそうにないんで遠慮しときます」
ブラウン >
ブラウン > 「……………………拒否する。テラウェアの利益になりそうもない」
ブラウン > 助手を筆頭に、彼らはクグツである。社の命運が自らの命運であり、社にあだなすものは排除する使命がある。
ブラウン > そしてブラウンはアヤカシである。ニューロデッキにおいて停滞の象徴であるアヤカシが、
ブラウン > どうしてニューロエイジの変化を望むものか。/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 「んー…………………」額を人差し指で押さえて嘆息
李龍玲 > 「18人め。あんたで18人目よ、同じような事言って、同じような事しようとしたヤツ」
李龍玲 > 「その癖、皆自分が一番乗り、自分だけがここまで来た、みたいなムードぷんぷんなのよねえ………
李龍玲 > そりゃあまあ、手口は微妙に違うけど」
李龍玲 >
李龍玲 > 「悪いけど今回は、あんたが頑張った、と言うより偶然、いつもより多めに警備が出払っちゃったみたいね」
李龍玲 > 「ああ、気に病まなくていいわよ。ゆっくり衛星刑務所の中で、他の18人と俺が一番だ論争させてあげるから」
李龍玲 > 「ぶっちゃけ、あんたのその台詞は、BHの捜査員なら『もう聞き飽きたよ』というものばかりなんで。ゴメンね☆」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【ヴィタリー】
RL > 「ふん。変わるさ。神にでもなった気で、国や企業という強大な力を振るうクソども。
RL > そんなヤツらの足元を文字通りひっくり返してやる」
RL >
RL > ヴィタリーはコートのポケットからタブレットケースを取り出し、
RL > いくつかの錠剤(タブレット)を器用に口へ放った。そして、大きく、長く息を吸い込み言う。
RL >
RL >
RL > 【ヴィタリー】
RL > 「お嬢ちゃん、アンタがのうのうと安息を貪っている間、遠い北の大地では何が起こっているか
RL > 考えたことがあるか?いいや、ないだろうな。
RL > 気に入らねぇな。気にいらねぇ。この街が?日本が?貴様らが?いいや、何もかもがだ!
RL > だから、トーマスとつるんで吹っ飛ばしてやるのさ。
RL > ハッ、だがついでに言うと、あの“爆弾魔(ボマー)”も俺は気に入らない。
RL > 真性のサイコ野郎のくせして注文が多い。辟易さ」
RL >
RL >
RL > 【トーマス】「……なんとでも行ってくれ」
RL > 李龍玲にとって、肉声を聞くのは1年ぶりになるだろう。ヤツがヴィタリーの背後、闇の奥から現れる。
RL > その緩慢とした動作、知的だがどこか暗い印象、あの時と何一つ変わらない。
RL >
RL > 【トーマス】「私の芸術が一般人に理解できるとは思っていない。それに、辟易というのはお互い様だろう」
RL >
RL > 【トーマス】
RL > 「ダニエル・マクレガーの容態はどうかね?彼の退場(リタイア)は残念だよ。
RL > このニューロエイジを象徴する黒き神、イワヤトの最後を見届けられないのだから。
RL > ……まあ、アクシデントも含めての“ゲーム”、そういうことにしておこうか」
RL > 最後はヴィタリーへ向けての言葉だろう。チラリとヴィタリーを一瞥する。
RL >
RL >
RL > 【ヴィタリー】「チッ」
RL >
RL > 【トーマス】
RL > 「それにしても、テラウェアは中々いい代物を手に入れたな。久々に創作意欲が刺激されたよ。
RL > しかし、君たちのボスはこれをいったい何に使うつもりだったんだね?フフフ」
RL >
RL > 李龍玲の言葉に微かな笑い声をあげるヴィタリー。
RL > 地の底から響くような声は、やがて全てを飲み込む狂った高揚(ハイ)の笑いとなった。
RL >
RL >
RL > 【ヴィタリー】
RL > 「ハッ、遠慮しておくぜ。俺はヌケサクの仲間入りする気なんざないね。
RL > 唯一無二の、日本を打倒した革命家としてその名を刻んでやるよ。
RL > そのために、後は目の前に転がっている3つの石ころを蹴散らすだけさ。
RL > ……ク、クク。クククク。さあ、お待ちかねのクライマックスシーンだぁ。
RL > お前たちのエンディングは俺が用意してやるよ。
RL > イワヤトと共に滅びる、最高のシーンをなぁっ!ヒャハハハハッ」
RL >
RL > ヴィタリーの言葉と同時、ブラウン、冶子、李龍玲の後方からセダンが突っ込んできた。
RL > それを合図に配下のテロリストたちが銃を構え、闇の中カゲがうごめく。
RL >
RL >
RL > 【ヴィタリー】「ヒャハハハハハッ」
RL > 双方の間に停車したセダンの扉が跳ね開けられ、乗っていたカブトワリたちが発砲。
RL > その混乱に乗じて、ヴィタリー、トーマスは距離を取り、戦闘態勢に入った。/
RL >
RL >
冶子 > 「……そうやってあんた達が石ころのように蹴散らした警備員(イヌ)にだって
冶子 > 家族がいた……みんな一生懸命生きてた!」
冶子 > 「気に入らないから引っくり返す? ふざけんな! それこそガキの理屈じゃない!」
冶子 > 「生きるのがきつい、のうのうと生きてる奴らが気に入らない、だから吹き飛ばす?
冶子 > そんな奴が世界を変える? ふざけんな『このウジ虫め』!」
冶子 > 最後の一言は、綺麗にハモった。
冶子 >
冶子 > 「……やりましょう。さっさととっ捕まえて、リニアの爆弾解除して、ついでにここの爆弾も片付けて終わり。
冶子 > こんな奴ら、報告書に数行書くだけでも勿体無いよ!」/
冶子 >
冶子 >
ブラウン > 助手「あー……あんたあれか。『誰か一人不幸だったら全員不幸じゃなきゃ駄目』派の人か」
ブラウン > 助手「ナンセンスだなぁ……そのナンセンスに他人を巻き込むのやめてくださいよ。
ブラウン > 気持ちはわからないでもないんですがねぇ」
ブラウン >
ブラウン > 「…………………………問答は無用」
ブラウン > 復讐だとかテロだとか、そういった『正義』的なことが人外のブラウンにはわからない。
ブラウン > だから、問答は必要ない。お互いなんだかよくわからない存在を消し飛ばすだけでいい。
ブラウン > 人が人外を理解する必要もないし、人外が人を理解する必要もないのだから。/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 「なんで努力の方向性間違っちゃうのかしらねえ……持ってる者の手から何か落としても、
李龍玲 > 持たざる者の手に何か乗るわけじゃなし」
李龍玲 > 「だったらその手に何か乗せる算段を考えればいいのに…まあいいわ、
李龍玲 > 面倒だから、聞き分けの無い子はオシオキってことで」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > ブラウン、冶子、李龍玲たちも構えを取る。
RL > そして遥か後方に、いつの間にか現れたカゲムシャが目標(ターゲット)に狙いをつけた。
RL > 役者は揃った。戦闘開始だ。/
RL >
RL >
RL >
RL >
BATTLE > ▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > ではカット進行に移行します
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−(カゲムシャ・[ニンジャ部隊【30】])−(龍玲・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE > ([マシンガン部隊【40】])(ヴィタリー・トーマス)([特殊工作部隊【10】])−
BATTLE > 【解説】():エンゲージ 《》:イントロン []:トループ 【】:HP
BATTLE > 【AR】龍玲[3]、冶子[2]、ブラウン[2]、夏の蟲[2]、ヴィタリー[3]、トーマス[3]、
BATTLE > カゲムシャ[2]、マシンガン部隊[4]、ニンジャ部隊[3]、特殊工作部隊[1]
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > [SET UP]=――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > セットアップです。ARをプロットしてください
BATTLE > セットアップ時に使用する特技・アウトフィッツがある場合は宣言をお願いします/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > <自動防御>使用。【生命】6+H6=12でプロット+2し、全てリアクション宣言/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > とくになし/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > なら神業《死の舞踏》使用 目標はマシンガン部隊
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > 了解です、では軽く演出をどうぞ。マシンガン部隊は壊滅します/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > 「あんまり手間、かけさせないでよね……っ!!」
李龍玲 > 跳躍し、そのまま部隊の一人の頭を踏みつけ、その反動でまた跳躍を繰り返し……
李龍玲 > 40人分、それを一呼吸で行って着地する/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−(カゲムシャ・[ニンジャ部隊【30】])−(龍玲・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE > −(ヴィタリー・トーマス)([特殊工作部隊【10】])−
BATTLE > 【AR】龍玲[3]、冶子[2]、ブラウン[R4]、夏の蟲[2]、ヴィタリー[3]、トーマス[3]、
BATTLE > カゲムシャ[2]、ニンジャ部隊[3]、特殊工作部隊[1]
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > では1カット目に移ります。最初に行動可能なのは、李龍玲です
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > [ 1 ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > オートでフルアクション マイナーでJJF フラッシュバースト ホークアイ ホッパーレッグ
李龍玲 > 残りで<インスタントアーム>
李龍玲 > フラッシュバーストで【生命】に+2
李龍玲 > メジャーアクションで<白兵>+<運動>+<粉砕剣> ヴィタリーを先に叩いておこうか
李龍玲 > 生命10+ハートのAで11+JJFで2+ホッパーレッグで1+ホークアイで1 合計25
李龍玲 >
李龍玲 > 近くに置いてあった掃除用具の入ったバケツを爪先でひっかけて引寄せて、
李龍玲 > つっ込まれてたモップを槍のように突きこむ/
李龍玲 > アクション取り消し <運動>で右に距離を1段階つめる
李龍玲 > マイナーでJJF ホッパーレッグ <練る>
李龍玲 > <練気>×3
李龍玲 > それぞれスペードの3で失敗 外界3+
李龍玲 > 外界3+ダイヤのQで成功 生命8+ハートの3で成功
李龍玲 > 肉体ダメージ+4 アーマー+4/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−(カゲムシャ・[ニンジャ部隊【30】])−(ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE > (龍玲)(ヴィタリー・トーマス)([特殊工作部隊【10】])−
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 続いてヴィタリーの行動。
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:タイプD
BATTLE > 【メジャーアクション】:P8+C10+7+=25 <射撃Lv6><距離外射撃Lv4><クイックドローLv7><必殺の矢Lv3>
BATTLE > 【対象】:李龍玲
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【ヴィタリー】「喰らえ!鉛弾のシャワーだッ!!」死神の銃を抜き出し李龍玲に発砲!/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > マイナー:シックスセンス起動
ブラウン > 【生命】<交渉><狂信者><血族:化生の一族> 6+4+1+2+2+HK=25 で防御
ブラウン >
ブラウン > 「『ジジジジジ』!!」ブラウンの鳴き声と共に飛び出した機械の蝉が弾丸にぶつかり、弾道を逸らした。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > 了解、防御完了です
BATTLE > 続いてトーマスの行動
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:−−−−
BATTLE > 【メジャーアクション】:R12+S7+9+=28
BATTLE > <製作:武器Lv5><ショックアタックLv4><超テク Lv9><爆破工作Lv4><封印記憶Lv4:凶刃>/<大型爆弾Lv3>
BATTLE > 【対象】:(ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【トーマス】「やるようだな。予想の範疇ということか。だが、これはどうかね?」足元が爆発する。/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > マイナー:アニマルモード起動
ブラウン > 【外界】<交渉><狂信者><血族:化生の一族> 7+4+2+2+1+1+DA=28/
ブラウン >
ブラウン > 夏の蟲「おっとぉぉぉっ!」「どいたどいたぁ!」
ブラウン > 爆破工作を得意とする夏の蟲が一瞬早く察知し、体当たりで無理矢理避けた。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > 回避成功!?頼りになるやつらだぜw
BATTLE > 続いてニンジャ部隊の行動
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:スリーアクション 【マイナーアクション】:メタルワーム、鶴翼
BATTLE > 【メジャーアクション】:P14+CK(10)+4+1(A37グレイスネーク)=29
BATTLE > <白兵Lv4><運動Lv4>< 隠密Lv7><影化Lv4><死点撃ちLv4><地走りLv4> 【対象】:冶子
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 2歩移動後、冶子に攻撃。/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > マイナー:戦旗起動
ブラウン > 【外界】<交渉><狂信者><血族:化生の一族> 7+10+DK=27
ブラウン > さらに夏の蟲で<アドバイス>を行ないます
ブラウン > 【感情】<アドバイス> 2+3+C8=13 で成立。達成値に+4して合計値31で防御!
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > ぎええええええええええ!?wwww これも止められるかwww
BATTLE > 防御成功です!
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−(カゲムシャ)−([ニンジャ部隊【30】]・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE > (龍玲)(ヴィタリー・トーマス)([特殊工作部隊【10】])−
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > では、次の行動は李龍玲です。どうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > メジャーで<白兵>+<運動>+<粉砕剣>
李龍玲 > マイナーで<インスタントアーム>×1 <練気>×4
李龍玲 >
李龍玲 > <インスタントアーム>が理性7のスペード4で成功
李龍玲 > <練気> がクラブのKで失敗 クラブの7で失敗 外界3+ダイヤのAで21 生命8+ハートの8で16
李龍玲 > ダメージとアーマーが累積合計+9/+9
李龍玲 >
李龍玲 > メージャーアクションは生命8+ハートのA+JJFとホークアイとホッパーレッグで達成値22
李龍玲 >
李龍玲 > 演出はさっきと同じ 近くに置いてあった掃除用具の入ったバケツを爪先でひっかけて引寄せて、
李龍玲 > つっ込まれてたモップを槍のように突きこむ/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > 制御値で受けます。L制:7。ダメージをどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > <インスタントアーム>で基本が殴+5 <練気>で+9 <粉砕剣>で+8 手札からクラブのAで…殴の33/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > では【アーマージャケット】から殴1を差し引いて、32点のダメージ。完全死亡です
BATTLE >
BATTLE > トーマスが《神業》、《タイムリー》を使用し復活します。
BATTLE >
BATTLE > 攻撃を仕掛けたその瞬間、李龍玲の足元が爆発。攻撃がそれます/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > 「しぶといわねえ………」/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−(カゲムシャ)−([ニンジャ部隊【30】]・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE > −(龍玲・ヴィタリー・トーマス)([特殊工作部隊【10】])−
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 次は冶子の手番です/
BATTLE >
BATTLE >
冶子 > マイナー:そんなものはない メジャー:<アドレナライズ> R5 +SA =21
冶子 > 対象:ブラウン 即座にプロット2枚追加
冶子 >
冶子 > 天然樹液が体になじむ。馴染む!馴染むぞッ!!/
冶子 >
冶子 >
BATTLE > ではブラウンにARが2枚追加されます
BATTLE > 次の行動。ヴィタリーの手番です
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:ドラッグホルダ(ロゴス・ロゴス・ロゴス)
BATTLE > 【メジャーアクション】:M13+JOKER+7=31
BATTLE > <射撃Lv6><距離外射撃Lv4><クイックドローLv7><運動Lv4><跳弾Lv2><必殺の矢Lv3>
BATTLE > 【対象】:ブラウン
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【ヴィタリー】「こいつはガードできるかッ!昆虫採集だ!」1歩ブラウン側へ移動、ブラウンに攻撃。/
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−(カゲムシャ)−([ニンジャ部隊【30】]・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE > (ヴィタリー)(龍玲・トーマス)([特殊工作部隊【10】])−
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > ノーリアクションです。外界制御値12。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > 了解です。
BATTLE > では<必殺の矢Lv3>により、19+死神の銃15+ロゴス3+ダメージカードD4=殴41のダメージです
BATTLE >
BATTLE >
冶子 > “救命符”を使用→ブラウンのダメージを無効/
冶子 >
冶子 >
李龍玲 > 差分がついちゃうと流石に通るなあ
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > では、救命符によりダメージが無効化されます
BATTLE > 続いてトーマスの手番
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:−−−−
BATTLE > 【メジャーアクション】:R12+S5+9=26
BATTLE > <製作:武器Lv5><ショックアタックLv4><超テクLv9><爆破工作Lv4><封印記憶Lv4:凶刃>
BATTLE > 【対象】:冶子
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > ヴィタリーの攻撃後、トーマスが出しぬけに爆弾を冶子に放る。/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > マイナー:タイプD起動
ブラウン > 【生命】<交渉><狂信者><血族:化生の一族> 6+10+H10=26
ブラウン >
ブラウン > 「『ジ』ッ!」助手「おっと危ないっ!」助手が爆弾をキャッチ&リリース。
ブラウン > 咄嗟だったのであらぬ方向だが、爆弾は避けた。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > では、防御成功です。爆弾はどこかへ飛んでいきました。
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > まさかこの爆弾が後々の運命を左右するとは事の時はだれも…
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > 嘘次はカゲムシャの手番となります
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:オブジェクト・イン・ミラー 【マイナーアクション】:クロックアップ
BATTLE > 【メジャーアクション】:R9+SQ(10)=19 <運動Lv4><知覚Lv4><ミミクリーLv6>
BATTLE > 【対象】:ニンジャ部隊(R制18:<死点撃ち>)
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > カゲムシャの手にはヴィタリーのモノと同じ、死神の銃が握られていた(オブジェクト・イン・ミラー)。
BATTLE > 混沌とした戦場に音もなく近づき、狙いを定める。カゲムシャが<死点撃ち>をコピーしました。
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−−(カゲムシャ)([ニンジャ部隊【30】]・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE > (ヴィタリー)(龍玲・トーマス)([特殊工作部隊【10】])−
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 次はニンジャ部隊のターンになります
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:−−−−
BATTLE > 【メジャーアクション】:M16+D6+4+1(A37グレイスネーク)=26
BATTLE > <白兵Lv4><運動Lv4><隠密 Lv7><影化Lv4><死点撃ちLv4><地走りLv4>
BATTLE > 【対象】:李龍玲
BATTLE > 二歩移動後、李龍玲に攻撃。
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−−(カゲムシャ)(ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])(ヴィタリー)
BATTLE > ([ニンジャ部隊【30】]・龍玲・トーマス)([特殊工作部隊【10】])−
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 【感情】<交渉><狂信者><血族:化生の一族> 5+10+CA=26
ブラウン > 「『ジジジジ』!」ニンジャ部隊の足下が爆発する。夏の蟲お得意の爆破工作だ。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > ガード成功です!では、次のターンは李龍玲です。どうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > ではまずマイナーでホークアイ フラッシュバースト <インスタントアーム> <練気>×2
李龍玲 > フラッシュバーストで【生命】+2 ホークアイで物理攻撃達成値+1
李龍玲 > <練気>が生命10+ハートの10で20 生命+ハートの8で18
李龍玲 > アーマーとダメージに+14/+14
李龍玲 > メジャーアクションで<白兵>+<運動>+<粉砕剣> ヴィタリーに攻撃
李龍玲 >
李龍玲 > 「はぁーッ!!」
李龍玲 > 爪先にひっかけてたバケツに脚をつっ込んで、その脚で連続蹴り→踵落しでバケツが砕ける
李龍玲 > 達成値は生命10+ジョーカー(11)+4=25で/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > ではヴィタリーは制御値で受けます。L制10。攻撃成功です。ダメージ判定をどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > ダメージは殴5+<粉砕剣>で10+<練気>で14+JJFで2+カードがダイヤの5
李龍玲 > 殴りの36/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > ではヴィタリーは【剣】6【ダブルオー】5【ガードコート】2で殴13の軽減、
BATTLE > ダブルオーの効果で10点軽減。
BATTLE > 13のダメージ。消化器系破損。【バックファイア】。D5→M制12です。
BATTLE >
BATTLE > 続いて冶子のターンです。どうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
冶子 > マイナー:そんなもの…ウチにはないよ… メジャー:<交渉><知覚> P7 +CJ +2 =19 対象:ヴィタリー
冶子 > 「良い年した大人がッ! 人様に顔向けできないような事をして! 胸を張るとか馬鹿じゃないの!」/
冶子 >
冶子 >
BATTLE > ではヴィタリーは制御値で受けます。P制18。攻撃成功です。ダメージ判定をどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
冶子 > ダメージカード:H10 ダメージ追加は特になし/
冶子 >
冶子 >
BATTLE > ではヴィタリーは【マインドコート】によりダメージを2点減点。悲鳴をあげる。
BATTLE > 感情制御判定。山札から、H2。失敗。
BATTLE >
BATTLE > 【ヴィタリー】「餓鬼がああ!!知った風な口を叩くんじゃねえ!!」駐車場にヴィタリーの声が響き渡る/
BATTLE > ではブラウンはリアクション宣言によりパス。夏の蟲のターンです。どうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > マイナー:タイプD起動
ブラウン > 【理性】<爆破工作> 4+3+SJ=17 対象:特殊工作部隊
ブラウン >
ブラウン > 戦場に紛れ込んでいた数名の夏の蟲が、はるか前方の集団を爆破する。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > では特殊工作部隊は制御値で受けます。R制(10)。攻撃成功です。ダメージ判定をどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 爆14+C2=爆16/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > では【グリード】6により、爆10のダメージ。特殊工作部隊は壊滅します。
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−−(カゲムシャ)(ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])(ヴィタリー)([ニンジャ部隊【30】]・龍玲・トーマス)−−
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 次はヴィタリーのターンです。
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:ドラッグホルダ(ロゴス・ロゴス・ロゴス)
BATTLE > 【メジャーアクション】:M13+C3→JOKER(切り札)+7=31
BATTLE > <射撃Lv6><距離外射撃Lv4><クイックドローLv7><運動Lv4><跳弾Lv2><必殺の矢Lv3>
BATTLE > 【対象】:ブラウン
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > RL切り札をつかいDA(11)。ブラウンへ向け、ヴィタリーの死神の銃が火を噴きます/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 神業《難攻不落》の使用を宣言します。
ブラウン >
ブラウン > 死神が吐き出した弾丸が、空を裂いて治子の脳天に迫る。
ブラウン >
ブラウン >
ブラウン > 「……『ジジジジジ』」
ブラウン > しかし、それは再び機械の蝉が受け止め――きれない。弾丸は鋼の蝉の胴を貫き、まだ進む。
ブラウン > そして勢いを減じながらも駆け抜ける弾丸は、治子の前に出たブラウンの頭部に命中して止まった。
ブラウン > だが、ブラウンはまだ死なない。重要な器官はまだ撃ち抜かれていない。
ブラウン > 痛覚を持たぬブラウンは、まだ充分に活動できる。/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > ※ぶっちゃけ何が起きてるのか目で追うことすらできておりません。/
冶子 >
冶子 >
BATTLE > では神業の効果により、ダメージが無効化されます。
BATTLE > 次はトーマスのターンです
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:−−−−
BATTLE > 【メジャーアクション】:M10+D4+9+=23
BATTLE > <製作:武器Lv5><ショックアタックLv4><超テク Lv9><爆破工作Lv4><封印記憶Lv4:凶刃><大型爆弾Lv3>
BATTLE > 【対象】:(ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > ブラウン、冶子、夏の蟲のエンゲージへ攻撃。/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 【外界】<交渉><狂信者><血族:化生の一族> 7+10+D10=27 で防御
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > では防御成功です。続いてカゲムシャのターンです。
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:−−−−
BATTLE > 【メジャーアクション】:L9+HK(10)+6=25
BATTLE > <射撃Lv4><クイックドローLv6><運動Lv4>/<ミミクリーLv6:死点撃ち>
BATTLE > 【対象】:冶子
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 冶子に攻撃後、右に一歩移動。/
BATTLE >
BATTLE >
冶子 > 神業《プリーズ》の使用を宣言。
冶子 >
冶子 > ……おかしい。爆発、しない。
冶子 > 本来なら今頃頭が炸裂しているはずだ。
冶子 > ……理由は簡単。弾丸は“発射されなかった”からだ。
冶子 > 弾詰まり(ジャム)。プロフェッショナルの手によっては本来あり得ない事が、現実の物となっている。
冶子 > 対象はトーマスの《タイムリー》。《難攻不落》相当とする。
冶子 >
冶子 >
BATTLE > まさかのトーマスからの《タイムリー》!?では防御成功です!
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−−−(カゲムシャ・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])(ヴィタリー)([ニンジャ部隊【30】]・龍玲・トーマス)−−
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > 続けて《制裁》 ニンジャトループに
李龍玲 >
李龍玲 > 「さて、そろそろ時間ね」事前に連絡を入れてかき集めたBH隊員の乗った装甲車が
李龍玲 > 地下駐車場に侵入、搭載兵器でニンジャを掃射
李龍玲 > 「ご苦労様、引き続き警戒待機宜しく!」/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > 了解です。では神業の効果によりニンジャ部隊は壊滅。
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−−−(カゲムシャ・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])(ヴィタリー)(龍玲・トーマス)−−
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 2カット目に移行します/
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > [SET UP]=――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > ではARのプロットをお願いします。セットアップ時に使用する技能がある場合、宣言をどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > なし/
李龍玲 >
李龍玲 >
ブラウン > 切り札の使用を宣言します。
ブラウン >
ブラウン > 「……『ジジジジジジジジ』…………」
ブラウン > 夏の蟲、そしてブラウン自身の精神を集中させる特殊な音波を発する。
ブラウン > それは、戦場を意地でも停滞させるという覚悟。敵に一度たりとも有効な攻撃を行なわせないという覚悟……!
ブラウン >
ブラウン > 【生命】<自動防御> 6+HA(D4を切り札で)=21(固定値) AR+3して全てリアクション宣言。/
ブラウン >
ブラウン >
冶子 > セットアップ? そんなもの…ウチにはないよ…/
冶子 >
冶子 >
BATTLE > ないねwでは2カット目に入ります
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−−−(カゲムシャ・ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])(ヴィタリー)(龍玲・トーマス)−−
BATTLE > 【AR】龍玲[3]、冶子[2]、ブラウン[R7]、夏の蟲[4]、ヴィタリー[4]、トーマス[3]、カゲムシャ[3]
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > [ 2 ]―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 【理性】<爆破工作> 4+3+SQ=17 対象:トーマス
ブラウン > 意趣返しとばかりに、夏の蟲の一人がトーマスに向けて爆弾を放る。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > ではトーマスは制御値で受けます。R制18。攻撃はトーマスへ届きません
BATTLE > 続いてヴィタリーのターンです
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:ドラッグホルダ(ロゴス・ロゴス・ロゴス)
BATTLE > 【メジャーアクション】:P8+C8+7=23
BATTLE > <射撃Lv6><距離外射撃Lv4><クイックドローLv7><運動Lv4><必殺の矢Lv3>
BATTLE > 【対象】:冶子
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 冶子へ向けマズルフラッシュ!凶弾が襲う!/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 【理性】<交渉><狂信者><化生の一族> 3+10+SK=23 で防御。
ブラウン >
ブラウン > 「『ジジ』」二匹の機械の蝉が、横合いから弾丸に体当たりを仕掛けて軌道を逸らした。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > では防御成功です。続いて李龍玲のターンです。どうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > とりあえずマイナーで<インスタントアーム>×1 <練気>×4 今一手札がよくないが…
李龍玲 > と思ったがドローがよかったぜ
李龍玲 > スペードの5で失敗 生命10+ハートのQで20 生命10+ハートの9で19 外界3+ダイヤのKで13
李龍玲 > +21/+21 メジャーで<白兵>+<運動>+<粉砕剣>
李龍玲 > そこらに設置されていた消火器を引っ張り出し、二三発消化液を浴びせてからそれで殴る
李龍玲 > 達成値は生命10+ハートのJ+4で24/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > ではヴィタリーは制御値で受けます。L制10。攻撃成功です。ダメージ判定をどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > 殴5+<粉砕剣>で10+<練気>で21+カードがクラブの6+JJFで2の…殴44/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > マジかよ!?w【剣】6【ダブルオー】5【ガードコート】2で殴13の軽減。31のダメージ。完全死亡です
BATTLE >
BATTLE > 【ヴィタリー】が《神業》、《チャイ》を使用します。幸運により攻撃を回避しました
BATTLE >
BATTLE > では次は夏の蟲のターンです。どうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 【生命】<爆破工作> 2+3+H5=10 対象:トーマス
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > ではトーマスは制御値で受けます。L制7。ダメージ判定をどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 爆14+C10=爆24ダメージ。 先程一人でだめだったので、今度はみんなで爆弾を投げた。
ブラウン > 小規模な爆発がドンドン発生する。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > では、【アーマージャケット】2で、22のダメージです。完全死亡
BATTLE >
BATTLE > 【トーマス】が《神業》、《天罰》を使用します。
BATTLE >
BATTLE > 「本当の爆発というのはこういうことだよ」
BATTLE > 手にしていたひとつの爆弾を放り、夏の蟲の投げた爆弾の爆風をすべて吹き飛ばします。ダメージ無効
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 神業《神の御言葉》の使用を宣言します。
ブラウン >
ブラウン > 「………『ジジジジジジジジジジ』」
ブラウン > 爆発音が治まった瞬間、リンクスを介した声が直接トーマスの頭に鳴り響いた。
ブラウン >
ブラウン > 「『ジジジジ』」
ブラウン > 「『ジジジジジジジ』『ジジジジジジ』」
ブラウン > 「『ジジジ』」「『ジジジジジジジジジジジジジジジ』」
ブラウン > 訂正 ×トーマス ◯カゲムシャ
ブラウン > 「『ジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジ』」
ブラウン > な だか あたま かしい われ なにもか られなく
ブラウン > 対象はカゲムシャ。与えるダメージは21[精神崩壊]/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > 【カゲムシャ】「な、なんだこりゃ?!グッ!?」爆弾のモノとは違う耳鳴りがカゲムシャを襲う。
BATTLE > 【カゲムシャ】「て、テメェ!」カゲムシャが音響の発信源、ブラウンに銃口を向けるも、それは次第に強大になり、
BATTLE > 【カゲムシャ】「!!!!?」
BATTLE > 【カゲムシャ】「だん、な……すま……ね」カゲムシャの精神を破壊する。
BATTLE > 完全死亡、カゲムシャはカット進行からリタイアします
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−−−(ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])(ヴィタリー)(龍玲・トーマス)−−
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > では次はヴィタリーのターンです
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:ドラッグホルダ(ロゴス・ロゴス・ロゴス)
BATTLE > 【メジャーアクション】:L9+H7+7=23
BATTLE > <射撃Lv6><距離外射撃Lv4><クイックドローLv7><運動Lv4><跳弾Lv2><必殺の矢Lv3>
BATTLE > 【対象】:冶子
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 冶子へ向け攻撃/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 【理性】<交渉><狂信者><化生の一族><知覚> 3+10+SA=24
ブラウン >
ブラウン > 助手「おっと治子ちゃんはちょっと下がっててねー」
ブラウン > 一瞬早く攻撃を察知した助手が治子を(無理矢理)避けさせ、ことなきを得た。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > まさかの回避!?では、続いてトーマスのターンです
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【オートアクション】:−−−− 【マイナーアクション】:−−−−
BATTLE > 【メジャーアクション】:R12+S6+9+=27
BATTLE > <製作:武器Lv5><ショックアタックLv4><超テク Lv9><爆破工作Lv4><封印記憶Lv4:凶刃><大型爆弾Lv3>
BATTLE > 【対象】:(ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > ブラウン、冶子、夏の蟲のエンゲージへ攻撃。/
BATTLE >
BATTLE >
ブラウン > 【外界】<交渉><狂信者><化生の一族> 7+10+DQ=27 で防御
ブラウン > 夏の蟲「「「させるかッ!」」」爆発する寸前、複数の夏の蟲が爆弾を真上に投げた。/
ブラウン >
ブラウン >
BATTLE > ぐぬぬっ、防御成功!では次は李龍玲のターンです。どうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > マイナーで<インスタントアーム>×1 <練気>×4
李龍玲 > 外界3+ダイヤの7で成功 クラブの5・クラブの3・クラブの4で失敗
李龍玲 > +23/+23 いよいよ伸びに陰りが…
李龍玲 > メジャーで<白兵>+<運動>+<粉砕剣> 度重なる爆破であちこちに落ちてる鉄筋コンクリの塊を
李龍玲 > 爪先で拾ってリフティング 蹴ってヴィタリーに飛ばして1回当てた後、
李龍玲 > コンクリ塊が落ちる前に至近距離でもう一度前蹴りで押し込むように叩き込む
李龍玲 >
李龍玲 > 「いい加減子供ばっかり狙うのはやめなさい!あんたの相手は私でしょう!!」
李龍玲 > 「最初から警察(わたし)に喧嘩売るつもりないなら、こんな事件起こすんじゃないわよ!!」
李龍玲 >
李龍玲 > 切り札でキー発動 生命10+ハートのAとして処理で11+4=25/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > ではヴィタリーは制御値で受けます。L制10。攻撃成功です。ダメージ判定をどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > 殴5+<粉砕剣>で10+<練気>で23+カードがクラブの9+JJFで2 殴49 惜しい/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > では、【剣】6【ダブルオー】5【ガードコート】2で殴13の軽減。36のダメージ!完全死亡です!
BATTLE > 鋭い蹴りと共にコンクリートの塊がヴィタリーの身体にめり込む!
BATTLE > 流石の全身義体といえども、李龍玲の“気”で強化されたそれを防ぐことはできなかった
BATTLE >
BATTLE > 【ヴィタリー】「ぐはッ!!」ヴィタリーは吹っ飛び、柱に叩きつけられる
BATTLE > 【ヴィタリー】「ク、ソ… 薄汚ねぇ権力の畜生(イヌ)…… が……」
BATTLE > コンクリートで空いた穴からは機械が露出し、火花を散らしやがて活動を停止した。
BATTLE > ヴィタリーがカット進行からリタイアします
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > 【距離】:−−−−(ブラウン・冶子・[夏の蟲【22】])−(龍玲・トーマス)−−
BATTLE >
BATTLE >
李龍玲 > 「……でも良く考えたら。
李龍玲 > トーマスはさておきあんたは別に私たちに喧嘩売ってるわけじゃなかったわね………ゴメンねっ☆」/
李龍玲 >
李龍玲 >
BATTLE > では、次は冶子のターンです。どうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
冶子 > 「『……さて。』」
冶子 > 「『吾輩の餌場を好き放題荒らそうとした罪に対し、“おしおき”をしなくてはな。』」
冶子 >
冶子 > 切り札の使用を宣言。
冶子 >
冶子 > 一般市民である所の冶子に、戦闘能力はない。
冶子 > できる事と言えば、精々隅でガタガタ震えながら食事をとる位のものだ。
冶子 > ……だが、今の彼女から感じられるのは無力さではない。
冶子 > 圧倒的な暴力の気配。不平等の気配。理不尽の気配……逆位置のフェイトが示すものだ。
冶子 >
冶子 > マイナー:ハイランダー:アヴァター 指定:<守護天使>
冶子 > メジャー:<自我><守護天使> L3 +C10(切り札) =21/
冶子 >
冶子 >
BATTLE > トーマスは制御値で受けます。L制7。ダメージ判定をどうぞ/
BATTLE >
BATTLE >
冶子 > ダメージ:殴+9 +JOKER =18
冶子 >
冶子 >
BATTLE > では、【アーマージャケット】2。ダメージ16。完全死亡です
BATTLE >
BATTLE >
冶子 > 「『“777ツ能力”…“糸無き弦楽器(イビルヴァリウス)”』」
冶子 > 小さな人形のような何かを、トーマスの頭に置く。
冶子 > 「『まあ何の事はない、ただの楽器だが……固有の弦を持っていない。その代わり……』」
冶子 > 「『寄生主の神経を引き摺り出して、弦とするのだ……どうだ、実に心休まる音色だろう?』」/
冶子 >
冶子 >
BATTLE > 【トーマス】「!?」
BATTLE >
BATTLE > 【トーマス】「な、なんだこれは!?」
BATTLE > 【トーマス】「ヒッ。お、お前はいったい」突如響き渡る声に驚愕し、後ずさる。そして…
BATTLE > 【トーマス】「う、うおあああああああああああああああああああああああっっっっ!?」
BATTLE >
BATTLE > トーマスはカット進行をリタイア。これにてカット進行を終了します。お疲れさまでした
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE >
BATTLE > ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
RL >
RL >
ブラウン > 助手「……あー、終わりました? なんか最後に恐ろしいものを見た気がしますが……」
ブラウン > 夏の蟲「なんだったんだろうな、アレ……」「とりあえず爆薬を回収しよう」「っしゃー最後に一仕事じゃー」
ブラウン >
ブラウン > 「………………『ジ、ジ』」
ブラウン > 夏の蟲が爆薬を回収するべく散らばっていく。
ブラウン > 助手「こっからは俺達の仕事なんで、この辺でお別れですね」/
ブラウン >
ブラウン >
李龍玲 > 「さてと…連続爆破犯トーマス・クライン、障害・騒乱・器物破損・その他もろもろで逮捕します!」
李龍玲 >
李龍玲 > 《黄泉還り》 トーマスに喝を入れると、びくんとその身体が起き上がる
李龍玲 >
李龍玲 > そのまま手錠をかけよう
李龍玲 >
李龍玲 >
李龍玲 > 「ふうっ……あ、ってこら待ちなさーい!」
李龍玲 > 去っていくチームセミ人間を追いかけようとして…冶子を残すわけにもいかないので足を止める
李龍玲 > 「大丈夫?怪我は無い?」冶子に声を掛けよう/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > 「『……ごちそうさま。』」
冶子 > ポツリと呟いてから、我に返る。
冶子 >
冶子 > 「……ほえ?」
冶子 > キョロキョロと周囲を見やれば、それはそれは酷い大惨事だ……
冶子 > ……なんでやねん。
冶子 >
冶子 > 「……あ、あー! パスワード! さっさと聞き出さないと!」
冶子 > ……その言葉は、トーマスの耳にどう聞こえただろうか?
冶子 >
冶子 > 《真実》の使用を宣言。トーマスからリニアの爆弾のパスワードを聞き出します。/
冶子 >
冶子 >
RL > 喝を入れられ意識を取り戻すトーマス。
RL > しかしその見た目は、この戦闘の前と比べ、別人のように老けこんでいた。
RL > 乱戦の最中、トーマスにトドメを刺した者を李龍玲は知らない。
RL > あのセミ男だろうか?しかし、今それを確認する手立てはない。
RL >
RL > 【トーマス】「う、うぅ。ひ、ひひひ…爆炎と衝撃。爆弾には魂を揺さぶる何かがあるんだ」
RL >
RL > 【トーマス】
RL > 「わたひは、それを操る稀代の芸術…ああ?
RL > リニアの…ああ……爆弾の、パスワード?ふふ、 “The First Detonation” だよ……」
RL >
RL > 【トーマス】
RL > 「へへへ、この緊張と恐怖の絶妙な…………そう、爆弾は」
RL > 中空に向かい、憑りつかれたように独り言を繰り返すトーマス。一体彼には何が見えているのか。
RL > しかし、今はこの哀れな狂人を相手にしている時ではない/
RL >
RL >
李龍玲 > (………………それ、今までのどこにヒントがあったのかしら………)
李龍玲 > 「聞いた?冶子ちゃん?早くお友達に……!!」
李龍玲 >
李龍玲 > 連絡して、近くにいる隊員─さっき《制裁》で呼んだ連中─を呼んで、護送の準備を行う/
李龍玲 >
李龍玲 >
冶子 > “The First Detonation”......ああ、なるほど。“最初の爆発”→“最初の爆弾”か。
冶子 > 最初に発表されたのがリニアの爆弾だけだったのがヒントだったんだねーなるほどー
冶子 >
冶子 > 「……って、無茶振りってレベルじゃないでしょそれー!」
冶子 > 思わず大声で突っ込んでから、ジェイミーに呼び出し(コール)を入れ、パスワードを転送する。/
冶子 >
冶子 >
RL > 李龍玲が呼んだ警官(イヌ)たちがテロリストたちの逮捕・収容を行なう。
RL > 冶子は聞きだしたパスワードをジェイミーへ伝え、
RL > このふざけた“ゲーム”の始まりの爆弾、“The First Detonation”の解体を行なう。
RL > 警官(イヌ)たちがイワヤトに仕掛けられた爆弾を発見した時、
RL > それは既に、まるでセミの抜け殻のように核となる爆薬はカラっぽになっていた。そして…
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/八重垣・冶子 登場判定/不可
RL > Ending_Scene01 【シーンタロット:ニューロ / ホワイトエリア:サンライトロード】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > リニアステーション――。
RL >
RL >
RL > 事件の全ては片付いた。環状リニアが、実に5時間ぶりに駅に停車する。
RL > 開いた扉(ドア)から、駅員と警察(イヌ)の指示の元、人質となった乗客たちが開放されていく。
RL > そして、人の波が途切れた最後に、両手に爆弾のバッグを抱かえたジェイミーが、
RL > 警官(イヌ)の先導の元、リニアから降り立つ。
RL >
RL >
RL > 【ジェイミー】「!?」
RL > 【ジェイミー】「冶子ォォ〜〜――――っっ!!!!」
RL >
RL > 感極まり、両手を挙げて冶子に飛びつくジェイミー。その手にしていたモノは何処?空高く舞い上がる爆弾。/
RL >
RL >
冶子 > 飛び付かれる→バランスを崩す→後頭部を強打する(今ここ)
冶子 >
冶子 > 「ぐほぁッ!」
冶子 > 爆弾は……あ、先導したイヌがキャッチした。危ない危ない。
冶子 > そして私の意識も危ない危ない。つか痛い。
冶子 >
冶子 > 「……無事な事はよーく伝わって来たけど超痛い……主に後頭部とか背中とか……」/
冶子 >
冶子 >
RL > 【ジェイミー】「あ、ご、ごめ〜ん」
RL > 顔の前で両手を合わせ憎めない笑顔で謝る。
RL > 遅刻してきた時にいつも見る謝り方だ。そして冶子を助け起こす。
RL >
RL >
RL > 【ユエ】「いや〜、どもども。お手柄だね、お二人さん」
RL > そんな二人のもとに、公園(パーク)で出会ったトーキーの少女が現れる。
RL >
RL > 【ユエ】
RL > 「あの生放送(ライヴ)での“散歩道(プロムナード)”の瞬間最高視聴率、実に52%。ニューロ!
RL > 事件は被害ゼロで無事解決。というわけで、功労者のお二人にインタヴューしたいんだけどな〜?ダメ?」
RL >
RL > 【ジェイミー】
RL > 「すごい!冶子、あたしたち“散歩道(プロムナード)”で取り上げられるの!?」
RL > 先までの泣き顔はどこへやら、歓喜の声とともに冶子の背を叩く。
RL >
RL > 【ユエ】
RL > 「ちゃんと出演料(ギャラ)は払うからさ?というわけで、3、2、1…どうぞ(キュー)!」
RL > 秒読み(カウントダウン)の合図(ジャイヴ)と共に、カメラが二人へズーム。/
RL >
RL >
冶子 > ……あ、ダメ。もう駄目。限界。
冶子 >
冶子 > “ぐきゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……”
冶子 >
冶子 > どうもあの短時間の間にすっかりカロリーを消耗してしまったのか、腹の虫が盛大に鳴った。
冶子 >
冶子 > 「……おなか、すいた。」/
冶子 >
冶子 >
RL > 【ユエ】
RL > 「て、あらら。だったらアタシに任せなさい!いいお店を知ってるからね、
RL > そんなモノ(食事)で二人のインタヴューがとれるなら安いモンさ!ニヒヒ」
RL >
RL > その後、ユエは知る事になる。この二人の恐ろしい本性?を……。
RL > そしてこの日、二人の美少女探偵(フェイト)?のニュースはN◎VA中を駆け巡る。
RL > ジェイミーはこれに懲りて、しばらく待ち合わせに遅刻することはないと言う。本当だろうか?
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > * * *
RL >
RL >
RL >
RL >
冶子 > 【シェフ】
冶子 > 「わ、私のバイキングが……
冶子 > シェフの誇りを満載した無敵艦隊が……僅か30分で壊滅……だと……」/
冶子 >
冶子 >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/ブラウン 登場判定/不可
RL > Ending_Scene02 【シーンタロット:ハイランダー / ホワイトエリア:テラウェア・アーコロジー】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL > テラウェア・アーコロジー ――。
RL >
RL >
RL > 【メドゥーサ】「なるほど」
RL > 報告書を読み終えた“02”は、一呼吸置いて言葉を続ける。
RL >
RL > 【メドゥーサ】
RL > 「よくやってくれたわ、お疲れ様。私の見立てに誤り(ミス)はなかった、ということね。
RL > フッ、それにしても、“あの時”の“彼女”の顔、あなたにも見せてあげたかったわ」
RL >
RL > “彼女”とはミケーレ。“あの時”とは、もちろんトーキーのインタヴューのことだ。
RL > 自社の工作員(アンダーワーカー)が、ぞろぞろと臆面もなくテレヴィジョンに姿を晒しているのだ。
RL > Vサインをしていたモノすらいたとか?もちろん、それも織り込み済みで偽装(カヴァー)は完了。
RL > あの場で捜査に協力していたのは、珍妙なマニアの集団(グループ)ということになっている。
RL >
RL > “02”はその光景を思い出し、ミラーシェードの奥で思わず笑みを零す。/
RL >
RL >
ブラウン > …………よくよく考えれば、外部協力者アリとはいえ三桁1名と四桁23名で、この難易度の任務。
ブラウン > 正直、色々釣り合っていないと言わざるを得ない気がする。
ブラウン > まぁ、アヤカシという生き物の実体を知っているメドゥーサだからこその判断だったのだろう。
ブラウン >
ブラウン > 「………………………………『ジ』、『ジ』」
ブラウン > ……“偽装(カヴァー)”せずともマニア集団で済んだ気がする、とは助手(Vサインしてた人)の弁である。/
ブラウン >
ブラウン >
RL > 【メドゥーサ】
RL > 「今回の件に関して、多聞様はあなたのことを高く評価していらっしゃいます。
RL > COOは…言う必要はないわね。だけれど、あなたには結果がある。
RL > 気にする必要はないでしょう。褒賞として、特別休暇とボーナスが支給されるわ。
RL > ゆっくり休んで、次の任務(ラン)に備えてちょうだい」
RL >
RL > “02”の右腕に宿るアヤカシ“アイギス”が、
RL > 事務机(デスク)と一体化したタップの操作卓(コンソール)を叩く(タイプ)。
RL > 最後の処理が完了し、
RL > この件は“ナンバーズ・ケース”として、テラウェアのギガトロンに保存(セーブ)された。/
RL >
RL >
ブラウン > 「……………………了解」
ブラウン >
ブラウン > さて、非常に困った。
ブラウン > ボーナスは偽装目的に部下のブルータスを新調させるのに消えるとして……特別休暇をどう消費すべきか。
ブラウン > 人外であるブラウンに休みが欲しいという欲求はないし、無論趣味も無い。
ブラウン > どうやら特別休暇は自宅待機で終わりそうだ。
ブラウン > まぁいい、命の恩があるテラウェアに貢献することができた。
ブラウン > 特別休暇程度、幼虫の時に比べれば一瞬だし、悠久の時を生きるアヤカシにとっても一瞬だ。
ブラウン > ――思考をまるで表情に出せない蝉頭の怪人は、人間でいう吐息やため息にあたる、意味の無い鳴き声をあげた。
ブラウン >
ブラウン > 「……………………………『ジ』、『ジ』」/
ブラウン >
ブラウン >
RL > ブラウンにわずかな休息が与えられた。
RL > そして、それが終わり次第、次の仕事(ビズ)に備えることになるだろう。
RL > それが“アヤカシ”となり、そして“クグツ”として
RL > テラウェアのために全てを捧げたブラウンにとっての宿命なのだ。
RL > これは彼が生きる悠久の時の中で経験した、日常のほんの一部に過ぎないのである。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > シーンEND..._
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL > シーンプレイヤー/李龍玲 登場判定/不可
RL > Ending_Scene03 【シーンタロット:イヌ / グリーンエリア:新星帝都大学病院】
RL > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RL >
RL >
RL > ダニエルは入院中だというのに元気そうだった。
RL > 別居中だと聞いていた奥さんと息子さんが傍らにいてくれるからだろうか?
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「よう龍玲。きてくれたか。このとおり俺の方は大丈夫だ」
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「まあ、“爆弾魔(ボマー)”様々ってとこさ。看護婦はいい娘ばかりだし、
RL > かあちゃんも優しくしてくれるからな」
RL >
RL > そう言いながら看護婦の尻に手を伸ばすダニエルを、調子に乗るなと彼の奥さんがひっぱたく。
RL > しかし、その表情はとても穏やかだ。息子は李龍玲に深く感謝の意を述べ頭を下げる。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「何処の誰だか知らないけど、感謝しなさいよ……ホントにどこの誰だったのかしら」
李龍玲 > まるで何処かからか、誰か…あるいは何かがずっと全てを見ていて、見越していたような
李龍玲 >
李龍玲 > 「………まさかね」頭を振る「だから私になんか頭をさげなくていいのよ。
李龍玲 > 下げるしたら、その『何処かの誰かさん』にしてあげて」/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL > 【ダニエル】
RL > 「ああ、そいつはきっと神さんや仏さんの類にちがいねぇ。
RL > ありがたいねぇ。見てるヤツぁ、ちゃんと見てるってこったな」
RL >
RL > がははと笑う。ひとしきり笑い終えると、一転、まじめな表情に。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】
RL > 「なあ、龍玲。今回の件を機に、俺は引退を決めたよ。
RL > 歳は取りたくないモンだ。身体は言うこときかねぇし、そのクセ背負うモノが多すぎら。
RL > ま、それ以上に、この老いぼれの最後を飾るには、相応しい幕引きの事件だと思ったんでな」
RL >
RL > そう言ったダニエルの顔に憂いは感じず、
RL > 時折見せた、現場のホロを見ていたあの陰りはない。すべてをやりきった男の顔だ。
RL > するとダニエルは、この事件が始まった時と同じように、龍玲に拳を突き出す。
RL > ゴツゴツとした、熱を帯びた手。よく知った、年季のはいった相棒(バディ)のものだ。
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「後は頼んだぜ」
RL > 初めて会ったとき同じよう、ニヤリと笑う。/
RL >
RL >
李龍玲 > 「『Old soldiers never die; they just fade away』ってわけ?ま……いいんじゃないかしら」
李龍玲 >
李龍玲 > 「くたばるその日まで、どこにいようと李龍玲はあんたの相棒(バディ)よ!!」
李龍玲 > ごつん、とその、ダニエルの………仕事に人生を捧げてきた男の拳に、拳を合わせる
李龍玲 >
李龍玲 > 「残りの余生はせいぜい、奥さんの尻と息子さんの頭でも撫でながら暮すことね」
李龍玲 >
李龍玲 >
李龍玲 > 「……じゃあねダニー、長生きしなさいよ!」
李龍玲 > 最後まで減らず口(ワイズクラッキング)を叩きあいながら、片手を上げて、病室を後にする/
李龍玲 >
李龍玲 >
RL >
RL >
RL > 【ダニエル】「へっ、言われなくてもだ。あばよ、相棒(バディ)」
RL >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > こうして老刑事は舞台から去る。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > そのバッチと同じ、輝く誇りを若き猟犬(ハウンド)に託して。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > そう、時代を変えるのに必要なのは、爆弾などではないのかもしれない――。
RL >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
RL >
RL > TOKYO N◎VA The Detonation 『The First Detonation』 ――XYZ
RL >
RL > ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
▼CAST
“ドラゴン・コップ”李龍玲 :ガム男
“大食い探偵”八重垣・冶子 :不動
“177”ブラウン :死魚
RL :T’
作成日時:2011/03/26