【原典】『古事記』『日本書紀』 【クラス】ランサー 【マスター】壱与 【真名】道臣命 【性別】女 【身長・体重】167cm・51kg 【属性】秩序・中庸 【ランクレベル】:11「軍勝」「神族」「開祖」「死後崇拝」「不敗」 【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具A ・HP:41/41 ・MP:41/49 ・IV:19+10 【クラス別スキル】 対魔力:B :魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。  大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【固有スキル】 勇猛:A+++(「勇者の力」による攻防ダイス判定プラス効果にのみ+発動) :威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。  また、格闘ダメージを向上させる効果もある。  ランサーは先陣・先導を一義とする英雄であり、真っ先に敵に切りかかっていく。 神性:C :神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。  ランサーは天忍日命を祖にもち、自身も神として祭り上げられている。 軍略:A :一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。  自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。  ランサーは武功において並ぶものなしと言われた英雄である。 先陣の誉れ:A(先制攻撃+連携攻撃の「先に味方が攻撃した対象に攻撃する際にダイス判定プラス」効果を削除した効果の複合スキル) :常に先陣を切る者に与えられる特殊スキル。  真っ先に敵陣に切り込み、味方を勇気づけ、道を拓く。  ターンの最初に行動できる権利を獲得し、続いて攻撃する味方に有利な修正がかかる。 魔術・巫術:A+(強化・便利・回復・探索。3FP) :霊的な存在に語りかけ、依頼することで行う魔術スキル。  ランサーは極めて高位の神官でもあり、キャスタークラスの適正も持つ。 悪癖・短気:B 悪癖・狭量(主君に仇名す者):A :伝承では、策によってこちらを騙そうとする敵に対し烈火のごとく怒り狂ったとされる。  特に主君に仇名す者に対して熾烈な態度を見せ、一切の容赦を見せない。。 悪癖・憧れ(善性・対皇族):A 主君に忠実:A++(主君が皇族関係者だと+発動) :忠節に対して真摯であり、主君のために行動することを心掛ける。  また、日本皇室に連なる存在に対し、無条件の忠誠を見せる。 悪癖・猜疑心:B :ランサーは策謀を見抜くだけの知力を持ち合わせている。  その反面、疑り深く用心深い。 誓い・名に恥じない者である:A(-1FP) :敬愛する主君に賜った名の役割に殉じようとする誓い。  先陣を切り、自軍を先導し、道を切り拓く者であろうと常に心掛ける。 善悪の中立者:B 冷酷非情:C :その行動は主命を第一とし、主君の命令であればいかなる行動も取る。  神を斬れと言われれば神に刃を向け、鬼を斬れと言われれば鬼に刃を向け、赤子を斬れと言われれば赤子に刃を向けるだろう。 弱点・色恋沙汰:A :正直引くレベルで他者の好意に鈍感。  普段の知略も恋愛となると途端に陰りを見せ、完全にぽんこつ化する。 【宝具】 『先導先陣八咫烏道穿矛(せんどうせんじんやたがらすみちうがちのほこ)』/『先導先陣八咫烏道穿斧(せんどうせんじんやたがらすみちうがちのおの)』 宝具ランク:A 種類区分:白兵武器 発動区分:常時/単発 対象区分:対人/対軍  MP消費:5/15 ダイス判定プラス:3an5/10an5 固定値:10 :八咫烏の加護を受けた矛。  先導と開拓の加護により、これを振るう限り持ち主はあらゆる防護を貫き、あらゆる地形を踏破する。  真名開放により真の姿――――将軍が持つ斧鉞の姿を取り戻し、備わった“超えて進む”呪力によって万軍万物を切り拓く。  ランサーが主君より賜った“道を穿つ”という名を体現する宝具。 +勇者の力 +瞬間強化 +特性切替 +防御無視(真) +斬割(真) +固定値二倍 +特殊追加効果:あらゆる達成値マイナスを宝具レベル点だけ打ち消し -切替制限:単発発動への切替をする場合、味方の中で真っ先に行動していなければならない -「固定値二倍」は「被開拓属性(※1)」の敵に対してのみ発動 -「斬割(真)」は結界宝具に対してのみ発動 -社会隠密問題:森山使用時 ※1:「被開拓属性」とは、『文明人や中央権力によって開拓・征服された文明や部族に連なる英雄』『森や山などの開拓対象を属性として保有する英雄』を指す 【装備・アイテム】 『無銘・鎧装束』 装備ポイント:3 種類区分:英霊防具 効果:防御力+3 【誕生日:不明  血液型:不明  イメージカラー:淡い灰色  特技:ハイキング  好きなもの:部下、舞、鳥  嫌いなもの:若の敵  聖杯戦争への参加理由:先導を求めていると聞いて】 【設定】 ・原典設定  神武天皇に仕える腹心の一人。  古事記では大久米命と共に、日本初期では大久米命とその郎党を部下に、無双の中心として活躍した。  元は日臣命という名だったが、神武天皇のために道を穿ち切り拓いて駆け付けた功績から神武天皇に「道臣命」の名を授かる。  その後も神武天皇の命を受けて土蜘蛛退治や豪族征伐を次々と行った。  やがて最高神官の役職と、「厳姫」の名を授かる。  これは女性名だが、当時神官職は女性の仕事であったことの名残であると言われている。 ・聖杯戦争追加設定  実は元々男装の女戦士でした設定。  勇猛果敢な一番槍系女戦士。つまり斧。はっきりわかんだね。古事記にもそう書いてある。